こんにちは、しましまです。
今日は試験合格に一発合格する勉強法と題して、普段私がやっている方法を共有したいと思います。
特に今から資格試験の勉強をしようと考えている方、いくら勉強をしても合格できないと悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
試験勉強については、私の特技のひとつだと思っています。
今まで多くの資格試験を受けてきましたが、ありがたいことにすべて一発合格をいただいています。
もちろん、中にはマグレがあったかもしれませんが。
私が取った資格は、サーバ系の資格である『LPIC』やネットワーク系の資格の『CCNA』、プロジェクトマネジメントの資格『PMP』などです。
あと、私の大好きな『世界遺産検定』も入りますね。
それではさっそく見ていきましょう!
まずは心構えから
まず、勉強を始める上での心構えをお話ししたいと思います。
『絶対にやり遂げるぞという覚悟を持ちなさい』などと、厳しいことを言うつもりは全くありません。
むしろ、そんなプレッシャーを自分に課さないでください。
勉強を嫌いになったり、負担だなと思った時点で負けです。
心構えとして持つべきは、『何事も改善する気持ちを持つ』と言うことです。
最初は勉強の方法もわからなかったり、全く覚えられなかったりすると思います。
問題なのは、そこでやっぱり今回もダメだと思ってしまうことなのです。
誰でも最初は失敗します。
改善する気持ちを持てば必ず成長できますし、あなたの試験合格の第一歩になります。
この後紹介するいくつかのコツは、改善のためのアイデア集だと思って読んでみてください。
試験勉強に望む前に、情報を整理しましょう
まずは、試験を行う前に情報を整理しましょう。
集めるべき情報をあげていきます。
・試験に合格しなければならない期限はいつか
まずは期限ですね。いつまでに必要なのかを調べます。
とくに期限が決まっていない物でも、仮に期限を決めましょう。
なぜなら、これを決めなければ、毎日の勉強の配分を決められないからです。
・勉強すべき範囲はどこまでなのか
勉強範囲は把握していますでしょうか。
範囲は知っていてもその濃淡は把握していますでしょうか。
どの分野から出題されて、どのくらいの配分で出てくるかということですね。
力を入れどころを掴むために必要です。
・合格基準はなにか(どこまで完成度をあげればよいか)
合格点はどのくらいかを調べます。
大体の試験では何パーセントの正答率で合格です、などと公表しているはずです。
勉強後にその合格基準に達しているかを確認することで、落ち着いて試験に臨むことができます。
勉強後に必ず自分でチェックできる基準を見つけてください。
模擬試験などは分かりやすいですね。
・勉強するための材料(教科書・問題集)はあるか
勉強の質を決定づける重要な要素が、教科書や問題集です。
なるべく口コミで評価の高いものを選ぶようにしましょう。
そして、試験に臨むにあたって不足が無いようにしましょう。
よく一冊の本をマスターしなさいというアドバイスもあるのですが、私はけっこう複数の参考書を読んだりします。
いろんな視点の解説を読むことで、理解がスムーズになることがあります。
さて、これらの情報を集めた後は、スケジュールを考えましょう。
単純には、問題集のページを期日までの日数で割ってください。
目安の数字が出てきたのでは無いでしょうか。
しかし、この単純計算でノルマが設定できたと思わないでください。
合格するためには、それだけでは足りません。
3歩進んで2歩下がる
やるべきことが情報整理によって明らかになったと思います。
ではいよいよ勉強を始めていくわけですが、コツは次の一言に集約されています。
三歩進んで二歩下がる
どういうことかというと、例えば問題集などであれば3ページ進んだら2ページ前に戻って、復習をしながらじわじわと勉強を進めると言うことです。
人間は一日経つと、その7割を忘れてしまうと言われます。
ですから、このように何度も反復をすることが必要なのです。
前の章で一日に何ページやれば良いか算出できた!と思っていたあなた。
実はその3倍の量をこなす必要があることに気づきましたでしょうか。
そのくらいしなければ、人間覚えることはできないのです。
コラム:短期記憶と長期記憶
少しここで人間の記憶についてお話ししましょう。
短期記憶とは、『一時的な記憶』で、例えば今朝のご飯のメニューや、郵便局にハガキを出そう、などとイベントが終わればすぐに頭から消されてしまう記憶のことです。
長期記憶とは、『長い間覚えていられる記憶』で、あなたが普段使う言葉(「こんにちは」や「バナナ」など)や、はしの使い方など、これからも絶対に忘れないであろう記憶のことです。
反復をしない勉強で覚えた情報は、必ず短期記憶としてインプットされてしまいます。
どのようにして忘れることがない長期記憶にするかというと、ずはり反復するしかないのです。
別な視点から考察してみましょう。
もしかしたら、あなたには子供の頃からのトラウマがあるかもしれません。
忘れたいと思っているのにその記憶は残ってしまう、つまり長期記憶となっています。
その原因は何かと言うと、反復してきたからですね。
その嫌な出来事をことあるごとに思い出すので、短期記憶から長期記憶に変わってしまったということです。
つまりは勉強でもこれを応用すれば良いということになります。
必ずアウトプットすること
これも本当に大切です。
勉強したことは、必ずアウトプットをしてください。
アウトプットと言われても何がアウトプットか分かりません!という方。
次にアウトプットの例をあげますので、参考にしてください。
・書く
アウトプットの基本中の基本です。
でも、教科書の丸写しは全く効果が無いので、やめてください。
教科書の情報を、表の形にして埋めるだとか、時系列に並べてみるといったひと工夫をしてください。
つまりは、必ず頭で考える要素を入れてほしいのです。
・声に出して読む
こちらもベタではありますが、有効です。
応用としては、身振り手振りを加えるとさらに良いですね。
さあ、ポーズをとってお腹の底から覚えたいものを叫びましょう!
こんな恥ずかしいことして何やってんだ。。。と思ったあなた、おめでとうございます。
もう忘れられない記憶になりましたね。
・他の人に教える
多くの人が言っていることですが、人に教えるように勉強するのが良いです。
その対象について、上辺だけでなくしっかり内容まで覚えられるようになります。
しかし、時間が無い時にはこの手段が十分に取れない場合もありますので、使いどころは注意です。
・問題をつくる、出し合う
私がおすすめする方法がこれです。
問題を出し合うということは、必ず相手がいるということです。
相手に問題を出すことで、そのやりとり自体が強烈な記憶となって頭の中に残ります。
また、正解したときの快楽が、勉強のモチベーションをあげてくれます。
ご紹介したようなアウトプットを必ず試してください。
予想以上に覚えられることにびっくりするはずです。
なにより、インプットばかりの勉強はつまらないです。
インプットした量と同じくらい、アウトプットもできるよう心がけてください。
コラム:あなたの好きなことを想像してください
あなたの好きなことを参考にするというのは、実はとても有効な手段です。
思い出してみてください。あなたが今まで夢中になって取り組んできたことはなんですか?
そんなものないと思った人は、昔ハマったゲームを思い出しても良いかもしれません。
あなたがそのゲームをしていた時には、どのような勉強をしたでしょうか?
え?勉強はしていないですって?
いいえ、あなたはそのゲームのルールやキャラクターを覚えたり、戦略を考えたりとゲームのための勉強をしているはずです。
その時のあなたの勉強に対する姿勢はどのようなものだったでしょうか。
ちなみに私は、子供の頃ポケットモンスターにどハマりしていました。
寝ても覚めてもそのことを考えていましたし、攻略本を何度も読み直して、モンスターの能力値や特性を暗記するほどでした。
無意識にではありますが、トイレに入っても、旅行をしてもずっとそのことばかりを考えていました。
あの時はあたかもポケモンマスターであるかのように、友達に知識をひけらかしていましたね。
このようにあなたが好きなことに対して、無意識にやっていた勉強法を思い出してみましょう。
その思い出から、あなたにとって一番最適な勉強法のヒントを得られるです。
まとめ
今日は、資格試験の勉強法をご紹介しました。
特にジャンルを絞らずに書いたので、少し抽象的な内容になってしまったかもしれません。
しかし、あらゆる資格に応用できる内容のはずです。
最後のアドバイスですが、試験の直前に見るための『直前確認シート』を作成しましょう。
資格試験には慣れた私も、テスト前はどうしてもそわそわしてしまいます。
その場で厚い参考書を開いても、全く頭に入ってきません。
そこで、試験に関連したキーワードを羅列した直前確認シートを事前に作成しておくのです。
書かれたキーワードから、いままでの勉強を短時間で振り返れますので、とても落ち着いた気持ちでテストに入れますよ。
皆さんの試験が無事合格しますようにお祈りしております。
以上、しましまでした。
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