自分の限界を決めつけないでください

Confidence

こんにちは、しましまです。

 

桜が咲き始めましたね。

桜を見ると、今年も一年頑張るぞと言う気持ちになるのは私だけでしょうか。

入学式などを思い出したりして、学生気分が抜けていない証拠でしょうか(笑)。

 

春は新しいスタートを切る季節です。

特に私も職場が変わったりするわけでは無いですが、気持ちくらいはシャキッとさせたいところです。

今日は、自信が無い人間が生まれ変わって新しいスタートを切るための心構えについてお話ししたいと思います。

 

あなたは次のようなことを考えたことはありませんか?

  • 自分はここまでしかできない。
  • 今までできなかったから、今回もできない。

 

普段からこのような事を考えている人は、ご注意ください。

これらは自分で自分の限界を決めつけている言葉です。

あなたが生まれ変わりたいと考えているのであれば、まずこの考えをやめましょう。

 

… …

…また、考えていませんか?

やめましょうと言われたって、今までやめれなかったんだから無理だよ!みたいなことを。

そんなあなたに、これから具体例をあげて、考えに縛られている現状を客観視してもらおうと思います。

 

ノミの天井

皆さんはノミを見たことがありますでしょうか?

ものすごく小さいので、いたとしても気づかない事のほうが多いかもしれませんね。

皆さんご存知のとおり、ノミはすごいジャンプ力を持っています。

小さいコップであれば簡単に飛び越すことができます。

 

ここで、ノミを使った実験です。

ノミの入ったコップにふたをします。

ノミはもちろんジャンプ力がありますから、ふた(ノミにとっての天井)にガンガンと頭をぶつけます。

 

それをしばらく繰り返すと、ノミは学習するのです。

飛び越すことは不可能で頭をぶつけるだけならば、力を加減しておこうと。

つまり、本来ジャンプ力があるにも関わらず、加減して頭をぶつけないように飛ぶようになるわけですね。

 

その後、ふたを外します。するとどうでしょう。

本来飛び越えられるはずのコップなのに、加減をしてジャンプしているノミは、いつまで経ってもコップから出られないままでいるのです。

不可能を学習してしまった悲しい結果と言えますよね。

 

鎖につながれた象

これも有名な話です。

おっきくて力のあるサーカスの象は、鎖につながれていると逃げようとしません。

その鎖がどんなに弱々しく、簡単に引きちぎれるようなものであってもです。

 

サーカスの象は小さい頃に、頑丈な鎖につながれます。

まだ子象ですから、無邪気に鎖を引きちぎろうと全力で動きます。

でも、まだ力が弱いためにどうやっても引きちぎることはできません。

 

そして、子象は成長するにつれ学習をするのです。

鎖につながれていると逃げることができない。

こんなに頑張っても逃げれないのであれば、そのまま運命を受け入れるしかないと。

 

大人になったサーカスの象は、まったく逃げようとしなくなるのです。

これまた自分の限界を決めつけて、運命を受け入れてしまった悲しいお話ですね。

自分の限界を決めてしまっていたあなたの過去と、照らし合わせることができたでしょうか。

 

自分の限界を決めつけないで

お話しした二つの例は、いずれも自分の限界を決めつけて、それに抗おうとすらしないように学習した悲しい例です。

私も過去に、自分の限界を決めつけることをしてきたなぁと振り返ります。

いろんなものに縛られて、失敗を恐れて生きてきて愚かだったなぁと。

 

目上の人には逆らえないと思って、理不尽な事にも我慢したこと。

今の自分には無理だと思って、目の前のチャンスを棒に振ったこと。

そして最近では、会社に縛られず生きるのは難しいんだろうなと現状に甘んじていること。

 

でも、大河ドラマが好きな私は、死と隣り合わせで必死に生きるサムライを見ながら思うわけです。

とんでもない大失敗をやらかしたとしても、今の時代は切腹する必要なんて無いんだよなぁと。

そうです、失敗しても死にゃあしないのです。

 

何回でも天井に頭をぶつけてもいいじゃないですか。

鎖につながれちゃったとしても必死に抗いましょうよ。

歳老いて、死ぬ直前になって、何でもっと自由に生きなかったんだろうと、後悔しても遅いんです。

 

私自身も、そして皆さんにもそんな気持ちを味わってほしくない。

限界なんて決めないで、もっと自由に、わがままに生きましょう。

生まれ変わるのは、今なんです。

 

と、心構えをお伝えするつもりが、とても暑苦しい文章になってしまいました(笑)。

引き続き、このブログを通してそのお手伝いができれば幸いでございます。

以上しましまでした。

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