自信がない人は、自分には何もないと考えがち。それを克服する魔法のかけ算。

Confidence

自分には人より優れたものは何もない。

どれもこれも中途半端だ。

自信がない人はそう考えがちです。

 

でも、本当にそうでしょうか。

冷静に自分の価値を判断できていますか?

今日は自信がない人が、不思議と自信を持てる魔法のかけ算を紹介します。

 

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自信がない人が陥りがちな考え方

自信が無い人は、一つ大きな勘違いをしています。

それは、他人と比べて何かの能力で一番にならなければ自分の強みにならないと考えていることです。

ある分野に関してはどんなに頑張っても誰々君に勝てなかった、だから自分には才能がないと。。。

 

その考えは本当に正しいのでしょうか?

 

もしそれが正しいとしたら、強みを持てるのは人類でたった一人だけになってしまいますよね。

スポーツの世界なら、オリンピックで金メダルの人だけしか称賛されない世界だと言っているようなものです。

一番でなければ自信が持てないのであれば、ほとんどの人間は自信が持てないことになってしまいます。

 

ここで考えをリセットしましょう!

一番じゃなくても人間は自信を持てるのです。

何かそんな歌がありましたよね。。。

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あなたの〇分の〇を集めましょう

強みは一番じゃなくても良い。

でもそれだけでは、いきなり自信を持てるようにならないでしょう。

これからあなたの本当の強みを数値化していきます。

 

まず、あなたの今までの経験を思い出しましょう。

これは本当に何でもいいです。

なるべくたくさん、あなたの性格や好みが現れたエピソードを思い浮かべてください。

 

少し例を挙げてみましょうか。

  • 中学校では、3年間陸上部だった。大会で結果は残せなかったが、練習をさぼったことは無い。
  • 歴史が好きで、趣味で世界遺産検定2級をとった。ただ、海外旅行はあまりしたことがない。
  • 大学時代によくつるむ友達5人組ではいつも飲み会の幹事をやっていた。

今までつらかったこと、楽しかったこと、ワクワクしたこと、なんでもいいです。

 

それぞれのエピソードであなたの強みはどのくらいか確認してみましょう。

 

まず、一つ目の陸上部での経験ですが、部員は何名だったでしょうか?ここでは、約20人くらいと仮定します。

その中であなたと同じように練習を一度もさぼったことがない人間は5人くらいだったとします。

すると、あなたは5/20の価値を持っていると言えますよね。

 

他のことも同じように考えてみましょう。

世界遺産検定2級の合格率は約40%と言われていますので、4/10の価値があることになります。

大学の友達5人組の中で幹事の役回りができたのはあなただけなので1/5の価値があると考えられます。

 

だんだんと、あなたの強みが数値化されてきましたね。

あとはそれをかけ算してみましょう!

 

5/20 × 4/10 × 1/5 = 1/50

 

いかがでしょうか?

あなたの強みをかけ残すると、50分の1であることがここに証明されました。

物足りなければ、もう一つ経験を付け足しましょう。

 

・大学の合格率は2倍だったけど、何とか現役で合格できた

 

1/50 × 1/2 = 1/100

 

おめでとうございます。

これであなたは、100人に1人の逸材となりました。

100人に1人の人間なのですから、何もないとは誰にも言われないはずです。

 

この考え方は非常に重要です。

たとえ一番ではなくても、それらの能力をかけ合わせるとあなたの本当の価値が見えてきます。

上記の例でいうならば、あなたは陸上部を3年間続けた忍耐力と、資格に合格する勤勉さと、飲み会の幹事をやれる社交性を持った価値ある人間だということができます。

 

どうですか?不思議と自信が湧いてきませんか?

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就職や転職での面接に応用しましょう

強みを並べてそれらのかけ算で自分の価値を判断する。

これは一種の自己分析です。

この考え方は就職・転職においてもかなり有効です。

 

よく就活では、リーダーが増えるという状況になるそうです。

部活・サークルでの部長は各組織に一人だけなのに、アピールしないといけないと思った人間が見栄を張ってしまうのですね。

でも、そんなことをする必要は全くありません。

 

面接官に強みを聞かれたのであれば、あなたが分析したかけ算をそのまま説明してあげましょう。

自分の強みがどのくらいの位置にあるのかをしっかり理解している人間は、好印象を与えることができます。

こんな経験をさせたらこの人はもっと伸びるなと、面接官に妄想させることができます。

 

自分を飾る必要なんて全くないのです。

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あなたの価値を再確認しましょう

ひとつの能力であなたの価値を判断しないでください。

それでは、あなたもっている価値のすべてを表現しきれていません。

 

今回の話のように、自分の価値はいろいろな強みのかけ算であることを意識してください。

あなたは、多くの良さを持った価値ある人間であることを再確認できるはずです。

 

あとは、それぞれの強みを磨き上げるように行動していきましょう。

あなたの価値は、1/100から1/1000、そして1/10000へと高まっていくはずです。

努力を重ねたそのあとには、自信にあふれた理想の自分になっていることでしょう!

 

以上、しましまでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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