正論を言われるのはつらい。あなたが取るべき対処法は?

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こんにちは、しましまです。

毎日のお仕事、お疲れ様です。

 

あなたの周りには、正論を振りかざす人はいますか?

『正論』とは、「道理にかなった正しい理論」のことです。

正解・不正解でいえば、必ず正解となる回答のことを言います。

 

正論は言われると非常につらいです。

無視するわけにもいかず、しかし正論通りに実行するとかなりの労力が必要となります。

その労力はあなたが捻出しなければならず、さらなる悩みの種となります。

 

PAPA
PAPA

「それならこれも確認しないといけないよね?」なんて感じで正論を言ってきます。

 

誰もが正論を言われて悔しい思いをしたことがあるのではないでしょうか。

今日はそんな困った状況を切り抜ける方法について、一緒に考えてみましょう。

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正論を言われてドキッとしてしまう理由

正論を言われると一瞬ドキッとしてしまいませんか?

なぜ自分はそんなことに気づかなかったのか、、、と。

でも、安心してください。

 

ある程度常識を備えている人なら、正論を言うことは難しくありません。

正論とは、単なる一般常識です。

今まで普通の人生を歩んできた人であれば、誰でも思いつくようなことですし、世間一般によく耳にする内容だったりします。

 

(今から「プロジェクト」という言葉を使います。「達成すべき目標」などと読み替えてもらってかまいません。)

 

冷静になって考えてみましょう。

プロジェクトの最初は、非常にリスクが高い状態です。

リスクとは不確実性、つまり将来どうなるか分からない度合いが高いということです。

 

プロジェクトの初期段階では、多くのリスクがあったはずです。

例えば、仕入れ物品の納期が、大幅に遅れてしまうこともあるでしょう。

人為的なミスが発生するかもしれないし、天災に見舞われるかもしれません。

 

あなたはそれらリスクの一つ一つに対策を練らなければいけなかったのです。

プロジェクトには時間制限があります。実行者としてプレッシャーもあります。

そのような環境であなたは、気を張り詰めながら対処してきたのです。



しかし、上司に報告するタイミングではどうでしょう。

プロジェクトはある程度進んだ段階です。

あらゆるリスクは排除され、残るはシンプルな結果のみです。

 

上司はその結果に対する正論を、条件反射のように口にすることができます。

今まで頭を悩ませ苦労して実行してきたあなたに遠慮することもなく。

シンプルな結果の裏に控える、あなたの何倍もの努力を知ることなく!

 

、、、気づきましたでしょうか。

ある程度プロジェクトが進んでから正論を言うことは全く難しくありません。

何が難しいかというと、最初からすべての可能性を考え、実行することが難しいのです。

 

よって、あなたは正論を言われたときにドキリとする必要はありません。

あなたの能力が低いから、気づかなかったわけではありません。

当初からプロジェクトの面倒を見てきたあなたは、もっと高度なことをしてきたのです。

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正論を振りかざす人には、しっかりと状況を説明しましょう

正論を振りかざす人は、あなたの状況を正確に理解できていなかったりします。

正しい判断をするための材料を持っていないのです。

あなたがすべきことは、正論を振りかざす人間に前提知識を与えることです。

 

正論通りに実行できていないのは、理由があったからです。

先に説明したように、当初はあらゆるリスクがあって、その中であなたは最善の選択をしてきたはずです。

その経緯をしっかりと伝えてあげましょう。

 

正論からずれた行動をしているのであれば、その理由を相手に教えてあげます。

そのためには、説明できる準備を常にしていなければなりません。



 

対策の一つは、課題管理表を作成することです。

課題管理表とは、「取り組まなければならない課題」と「それにどう対処するか」、そして「結果どのように対処できたのか」を記述しておく表です。

すでに解決した課題は重要ではないと考える人が多いのですが、その時の判断を記録しておくことは非常に重要です。

正論通りに実行できなかった理由がそこに書かれているはずなので、そのまま正論をふりかざす人間に教えてあげればよいのです。

 

それでも相手が正論を振りかざしてきたのであれば、むしろチャンスと考えてみましょう。

本当に思いもよらない解決策をその人が持っている可能性があります。

頼りがいのある上司であればきっと教えてくれるはずです。

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相手の状況も考えてあげましょう

上司が正論を振りかざすのは、その立場上何か意見を言わなければならないからです。

情報が少ない中でもアドバイスをしなければならず、非常に難しい役回りなのです。

あなたがちょっとだけ余裕を持てるのであれば、相手の立場・状況を考えてあげましょう

 

「事件は現場で起きてるんだ」という名言はあまりにも有名ですが、それでも会議室の重役たちは会議室の中で判断をしなければいけません。

「上司は何も分かっていない」と愚痴を言うだけの人も多いですが、大体の上司は昔現場を経験してきています。

今まで上司が培ってきたその知恵を、あなたは利用することができます。

 

上司と馬が合わないと嘆くよりも、先にあなたから情報共有を図ってください。

必ずあなたの味方になってくれるはずですし、自分の立場を分かってくれるあなたに、感謝すらしてくるはずです。

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まとめ

さて、まとめてみます。

 

  • 正論を言うことは難しくない
  • 正論を実行しなかった理由を説明してあげよう
  • 相手の立場を考えてあげよう

 

正論を振りかざす人間は非常にやっかいですが、悪い存在ではありません。

プロジェクトを良い方向に持っていきたい、という気持ちが根底にあるからです。

ベクトルが同じであれば、最後には分かり合えるはずです。

 

以上、しましまでした。

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