今年の大河ドラマ、おんな城主直虎も大詰めですね。
まだまだ万千代の活躍も残っていますし、目が離せませんが、
気になるのは来年の大河ドラマです。
来年の大河ドラマは『西郷どん』(せごどん)です!
主演はストイックで有名な俳優の鈴木亮平さんです。
役作りのために、激しい肉体改造をするなど正に現代の武士ですよね。
そんな鈴木亮平さんが持っているのが、『世界遺産検定1級』という資格です。
世界遺産検定ってそもそも何?1級はどのくらい難しいの?と、いろいろ疑問がわくと思いますが、今日はそれに答えていきたいと思います。
世界遺産検定とは?
世界遺産検定とは、NPO法人世界遺産センターが運営している資格です。
4級から1級まで設定があり、最上級ではマイスターというレベルがあります。
4級から1級へ上がるにつれて、出題範囲がどんどん広くなっていきます。
2017年現在の世界遺産の数は1073個あるのですが、なんと世界遺産検定1級の出題範囲はそのすべてです。
ちなみに、4級は30個、3級は100個、2級は300個の世界遺産を覚えます。
1級は出題範囲がけた違いに多いですね。
ちなみに、各級では日本の世界遺産は必ず出題されます。
日本の世界遺産は2017年現在21個ありますね。
全部言える人はいますでしょうか。
世界遺産検定1級はどんな問題が出るの?
世界遺産検定1級は、1073個すべての世界遺産が出題範囲なのですが。。。
その問題の内容もかなりマニアックです。
公式ページに世界遺産検定1級の例題があるので見てみてください。
かなり専門的な用語が多いですね。
試験の参考書を開くと、あまりに覚えにくい単語ばかりが出てきて絶望します(笑)
例えば、ベルベル人が築いたクサールを、『アイット・ベン・ハドゥ』と言うらしいのですが、これはどう覚えたらいいんでしょうか。。。
そして、何と言ってもその広すぎるジャンルが難しさを際立たせています。
例えば、ガウディの『サグラダ・ファミリア』などの建築の最高傑作や、
地球の大きさを求めるための測量点の集まりである『シュトルーヴェの測地弧』。
生物の進化を物語る『ガラパゴス諸島』や、
恐竜の化石が大量に発見された『ダイナソール州立公園』、
貿易で栄えた元海洋国家の『ヴェネツィア』も有名ですね。
建築・科学・生物・地質・宗教・政治・経済など、非常に幅広い知識が要求されます。
世界遺産検定はマイナーで狭い範囲の資格だなと思っている方がいますが、むしろ逆です。
この世のほぼすべての学問を勉強しなければならないと言っても過言ではありません。
鈴木亮平さんは、約半年でこの1級に合格したそうです。
やはりとてもストイックで勉強家なのですね。
私も2級を持っていますが、まだ1級取得には程遠い。。。
取る価値のある資格、世界遺産検定
いかがでしょうか。
世界遺産検定に興味が湧きましたか。
世界遺産検定を持っていると、就活で有利になると言われます。
でも、世界遺産検定の魅力はそれだけではありません。
自分が人類の一員となって生きているという実感を得ることができます。
世界遺産は、地球と人類の歴史そのものです。
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人生を豊かなものにしたいと考えている人はぜひ受験してみてください。
以上、しましまでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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[…] 西郷どん主演、鈴木亮平さんが持っている世界遺産検定1級の難しさは? […]