ペリー来航後の地震の多さに驚愕!揺れる篤姫の覚悟。大河ドラマ『西郷どん(せごどん)』名言ー第12話

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こんにちは、しましまです。

 

3月末となりました。

基本的にドラマは3か月1クールとして放送される各局のドラマは最終回を迎えましたね。

しかし、丸1年続く大河ドラマはまだまだ序盤です。

 

今回も名言を見ていきましょう。

 

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安政の大地震とは?

今回は輿入れ前の篤姫の気持ちの揺れ動きがメインテーマです。

しかし、その過程で安政の大地震が襲います。

世の中にどのくらいのインパクトがあったのでしょうか。

 

1800年代に起きた地震で、死傷者が1000人を超えたと言われる地震を一覧化しました。

(1828年)文政11年11月12日  三条地震(越後三条地震) 死者1,681人
(1847年)弘化4年3月24日 善光寺地震(弘化大地震) 死者約1万〜1万3,000人
(1854年)嘉永7年6月15日  伊賀上野地震(伊賀・伊勢・大和地震) 死者約1,800人
(1854年)嘉永7年11月4日  安政東海地震(東海道沖の巨大地震) 死者2,000〜3,000人
(1854年)嘉永7年11月5日 安政南海地震(南海道沖の巨大地震) 死者1,000〜3,000人
(1855年)安政2年10月2日  安政江戸地震(安政の大地震) 死者4,700〜1万1,000人
(1896年)明治29年 明治三陸地震(三陸沖地震 死者・行方不明者2万1,959人

※参考:地震の年表(Wikipedia)

 

お気づきでしょうか。。。西郷どんの時代(1850年前後)に地震多すぎません!?

ペリーが来航したのが1853年。その直後に立て続けに大きな地震がおこりました。

外国の恐怖を感じる中、地震でも多くの命が奪われていく激動の時代。。。世の中の混乱ぶりが想像できると思います。

 

話は飛びますが、2011年3月11日東日本大震災の日、私は仙台で学生をしていました。

巨大な揺れを感じて机の下にもぐり、壁に次々とひび割れが入っていくのを見ていくことしかできなかったあの日、数十秒続いた揺れを感じながら『今までの半生、後悔無く生きれたのか』という問いを何度も何度も繰り返していました。

 

地震という命の危険を感じる出来事は、人々の意識を変えるには十分なインパクトを持っています。

多くの命を奪ったこれらの大地震群ですが、人々に変わる勇気を与え、明治維新を成し遂げる原動力となったのではないでしょうか。

 


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揺れる篤姫の名言

輿入れの準備が着々と進む中、事件が起きます。

安政の大地震です。

数千人以上の死傷者を出したこの大地震で薩摩藩邸も大打撃を受けました。

 

倒壊する建物の中に取り残された篤姫。

そこへ吉之助が助けに来ます。

間一髪で篤姫を守ることができた吉之助。

 

命の危機に瀕した篤姫は、重圧と緊張の糸が切れ吉之助に次の言葉を言います。

 

「・・・このまま私を連れて、逃げておくれ」

 

承知したと答える西郷。

誠実で温かい西郷の対応に落ち着きを取り戻す篤姫。

気丈ないつもの姫に戻るのでした。

 


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重圧を感じる場面でどう行動すべきか?

人々は少なからず他人から期待をかけられます。

仕事であれば上司からの期待。プライベートであれば、家族からの期待。

そして、自分自身も子供に期待してしまうこともありますよね。

 

時にその期待が重圧となって、本人の方に肩に重くのしかかります。

これは非常に厄介でそれにより自分の力を十分に発揮できないという人もいます。

この他人の期待・重圧にはどのように対処すれば良いのでしょうか。

 

私の考え方ですが、他人の期待は考える必要は全く無い!と考えています。

というのも、他人の期待を考慮してしまうと、後で非常に困った状況に陥ってしまうからです。

 

優しい考えを持っている方は、せっかく他人が期待しているのだからそれには答えなければならないと考えるかもしれません。

他人の期待に応え相手に満足してもらうことが私の喜び!と答える人もいるでしょう。

しかし、他人の期待に沿って動くことは他人のためにもなりません。

 

人は他人の人生を背負うことができません。

他人の期待に沿って行動しても、その結果を引き受けるのは他人では無く自分です。

期待をかける側の人間は、かけられる側の人間が死ぬ直前まで、ずっと寄り添うことなどできません。

期待とは、かける側もかけられる側も束縛されてしまう厄介なものなのです。

 

斉彬に命を預ける覚悟の篤姫や吉之助。

美談としては素晴らしいのですが、しましまとはちょっと考え方が違います。

死が近づいている斉彬、その後の二人はどう行動していくのか、注目です。

 

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バッドエンドのシンデレラストーリー?

篤姫と言えば、薩摩という江戸から最も離れた藩の姫でありながら、将軍家に嫁ぐという江戸時代のシンデレラストーリーなのですが、華々しいわけではなく苦労人として描かれることが多いですね。

変人家定と、泥沼状態の大奥、そして幕末という特殊な時代背景がそうさせています。

 

しかし篤姫が不幸かどうかは別の話です。以前の記事も読んでいただけると幸いです。

衆議一致とは?於篤(おあつ)は将来不幸になるの?大河ドラマ『西郷どん(せごどん)』名言ー第10話

篤姫を取り巻く状況や、役割を包み隠さず説明した斉彬。あとは、篤姫次第でしょうか。

 

以上、しましまでした。

 


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