こんにちは、しましまです。いよいよ2019年の大河ドラマ「いだてん」が始まりましたね。
今回の主題は「オリンピック」。ビートたけしが扮する落語家・古今亭志ん生の語りを通して、異なる二つの時代を行き交います。初のオリンピック参加を果たした明治・大正期とオリンピック招致を実現する1964年前後の時代です。
脚本は宮藤官九郎さん。そして、中村勘九郎さんと阿部サダヲさんのダブル主演のドラマです。ここでは「いだてん」で使われる言葉や方言(九州弁)の意味を予習し、大河ドラマを存分に楽しみましょう!
前回の「せごどん」からつながる描写もあって、おもしろい!
いだてん
「いだてん」とは、仏教における神様です。漢字では韋駄天と書きます。
仏様の遺骨を盗み逃げ去った鬼を、韋駄天は走って追いかけあっという間に取り戻したという逸話があります。そこから転じて、足の速い人を「いだてん」と呼ぶようになったのです。
〜ばい、〜たい
「~ばい・~たい」はどちらも文章の最後に付ける強調表現です。~だよ・~であるなどと訳すとよいでしょう。
これら二つは微妙にニュアンスが違うようです。「~ばい」というと他人に物事を伝えてあげるような言い方で推測も含みます。「~たい」というと主張・強い断定を含んだ言い方になるようです。この使い分けを気にしてみるとドラマはよりいっそう面白くなることでしょう。
そぎゃん、どぎゃん
「そぎゃん、どぎゃん」とは、そんな・どんなという意味です。
九州弁特有の面白い発音ですね。ドラマでは「そぎゃん」と「~たい」を合わせて「そぎゃんたいね」というセリフも出てきます。「そうだよね。」という意味の可愛らしい方言になりますね。
とつけむにゃあ
「とつけむにゃあ」とは、とてつもない・とんでもないという意味です。
この言葉は、良い意味でも悪い意味でも使われます。ドラマの中では、主人公の金栗四三を一言で表す言葉としてたびたび出てきます。きっと、とつけむにゃあ出来事がたくさん起こるのでしょうね。
いっちょん
「いっちょん」とは、全然・ひとつもという意味です。
ドラマの中では「いっちょん分からん!」などという使い方がされています。
パパパー、〇▲ぁ$×□ぇ~
いっちょん、分からん(汗)
エビフライ飛んでけ~、だって。
さいごに
いかがだったでしょうか。方言を覚えることも大河ドラマを見る上での楽しみのひとつです。ぜひマスターしておきましょう。
さて、2020年の東京オリンピックが近づいていますね!「いだてん」の物語が進むにつれて、日本中がその熱気に包まれ盛り上がっていくのではないでしょうか。
以上、しましまでした。
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