こんにちは、しましまです。
皆さんは、会社の飲み会に参加していますか?
私は以前ツイートした通り、若干憂鬱なんですよね。
同じ気持ちの人も、結構いるはず。。。
飲み会って憂鬱だなーと思うのだけど、
その人の考え方の根底にはその人の人生経験が必ず影響を与えているので、
どんな生き方だと、どんな考え方になるのかを知るチャンスと捉えて参加してます。
— しましま (@71demo) 2019年2月28日
それでも最近、飲み会に参加する意義を改めて考え直し、前向きにとらえることができるようになりました。
今日はそんな、憂鬱な会社の飲み会を有意義に変える考え方をご紹介します。
飲み会が楽しくない理由
「最近の若者は飲み会に来ない。」
そんなことを思っている上司の方は多いのではないでしょうか。
最近の若者が会社の飲み会は楽しくないと感じている理由をまとめたいと思います。
①部下は上司に気を使わないといけないから
昔から続く大企業、年功序列制度が根強い会社では、飲み会においても上司・部下の関係に縛られていますね。
部下は上司に気を使い、お酒を注いだり食事をよそわなければいけません。
上司に気に入られるチャンス、とポジティブになれる人は良いですが、上司に気が利くやつかどうかを見られている、とプレッシャーを感じてしまう若手は多いようです。
本来自由なはずの業務時間外なのに、上司の評価の目にさらされてしまうなんて、苦痛以外の何物でもありません。
そんなくだらない場で評価を下げられる可能性があるのなら、飲み会には参加したくない。
そのように判断してしまう若者は多いのです。
②上司の話が面白くないから
飲み会の席ではどんなことを話しますか?
最近は上司も気を使って、仕事以外の話をしようかと言ってくれることもあります。
でもその話、面白くないんです。
昔の武勇伝・自慢話、話のオチは下ネタだったりします。
既に飼いならされた年上の先輩は、そんな話にも無理やりヨイショしようとします。
時代劇でよく見る悪代官と悪商人のやり取りのような、どことない気持ち悪さを感じてしまいます。
上司の方は、ためになる話をしていると思っているかもしれませんが、部下のニーズに合っていないということが多々あるようです。
これは聞いている側にも責任があります。
自分はどんな話を聞きたいのか、しっかりと相手に伝えて話題を引き出すことが必要です。
③自分のことを話すと説教が始まるから
自分のことを根ほり葉ほり聞かれる。
挙句の果てに、それに対して説教が始まってしまったりすると最悪ですね。
上司側も必死なんですよね。
何かいいアドバイスをしてあげないいけないなと考えた挙句、特にありがたくない説教をしてしまうことがあります。
人々が何を経験し、そこでどんな学びをするのか。
それは人それぞれ、千差万別です。
無理やり自分の考え方を押し付けられることを負担に感じる若者は多いのです。
飲み会を有意義にする考え方
特に楽しくない会社の飲み会。
それでもそこから学べることはたくさんあります。
どう考えれば飲み会を有意義にできるのか、一緒に考えてみましょう。
①人の生い立ちと考え方の関係を学ぶ場所
飲み会の席は仕事の場と違って、一歩プライベートな領域に踏み込める貴重な場所です。
飲み会ではその人の生い立ちを知り、その生い立ちを経験するとどんな考え方が身につくのかを学ぶチャンスととらえてみましょう。
そこでは思いがけない気づきがあるはずです。
例えば、普段とても神経質で時にヒステリックになるあの人は、過去にトラウマになるような大きな失敗をしているかもしれません。
誰にでも寛容で皆から信頼を寄せられるあの人は、幼いころから特別な教育を受けてきたのかもしれません。
目の前の人があなたの理想としたい人であっても、反面教師としたい人であっても、何かしら学ぶことはあるのです。
そう考えると、飲み会の場で何を話せばよいのか、何を相手に聞きたいのかも自然と分かってきますよね。
②会話術を磨く場所
飲み会の場で何を楽しむべきかというと、それは間違いなく会話です。
会話術はビジネスを行う上で必須のスキルになります。
武士の世であれば、生きるために必死に剣術を学んでいました。
毎日道場に通い、人と斬り合いの練習をしていたわけです。
現代は剣術に変わり会話術がビジネスの成否を分けます。
道場に通うが如く、飲み会の場ではあなたの会話術に磨きをかけるつもりで参加してみましょう。
飲み会の場では、多少ケガしてもいいのです。
その分あなたは強くなれるわけですから。
③仕事の関係で終わらせない場所
人は何に幸せを感じるでしょうか?
もちろんそれは人それぞれなのですが。
アドラー心理学の見地からすると共同体感覚、つまり仲間意識を持つことで幸せを感じれると言われています。
仲間意識の中で最も弱い関係は、仕事のみをする関係です。
仕事のためだけに顔を突き合わせ、必要最低限のやり取りだけに済ませてしまう。
それにより構築された仲間意識は非常に弱く、幸福感を感じるなんて想像もできないと思います。
もしあなたが幸せを感じたいと思うのなら、目の前の上司や同僚と仕事だけの関係に終わらせない努力をしましょう。
その第一歩が飲み会なのです。
一生の友、人生のお手本とするメンター、お互いの成功を本気で喜びあえるかけがえのない存在を手に入れることができるかもしれません。
まとめ
まとめましょう。
まずは飲み会が面白くないと思う理由です。
- 部下は上司に気を使わないといけないから
- 上司の話が面白くないから
- 自分のことを話すと説教が始まるから
飲み会を有意義にする考え方です。
飲み会を次のような場所だと考えてみましょう。
- 人の生い立ちと考え方の関係を学ぶ場所
- 会話術を磨く場所
- 仕事の関係で終わらせない場所
最近はLINEやZOOMなどの、遠隔コミュニケーションツールを使って、それぞれの自宅から参加するなど、飲み会のあり方も変わってきているようですね。
お酒を注がないといけないプレッシャーも無く、会話に集中できるので私はアリだと思っています。
いずれにせよ飲み会は人とリアルタイムに言葉を交わせる貴重な場所です。
そこから学べることを意識して参加してみると、きっとあなたの人生の肥やしになることでしょう。
以上、しましまでした。
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