こんにちは、しましまです。
失敗をしてしまったとき、他人から悪口を言われたとき、あなたはどのような反応をしていますか?
そんなことは気にしない、と気持ちを上手く切り替えていられるでしょうか?
人によってはできない自分が悪いのだ、と必要以上に自分を責めたりしてしまう人がいます。
実は私もそんな人間でした。
毎日が苦しい日々の連続で、将来に希望が見えてこない。
自分を責めて楽しいはずのプライベートからも笑顔が消えている。
もちろん反省することは大切ですが、必要以上に自分を責めてしまうと、強く生きるために必要な自己肯定感が失われていきます。
人間は皆、自分の人生を楽しむ権利があります。
この記事では、気がつけば自分を責めてしまっている人へ、その対処法をお伝えしたいと思います。
自分を責め続けると危険な理由
古くから言霊とは言いますが、言った言葉・考えた言葉には人を縛る力があります。
必要以上に自分を責め続けると、催眠術のように自分自身に暗示をかけてしまうことがあるのです。
1.自分は何も達成できない人間だと思い込んでしまう。
失敗してしまった自分に対して、こんな厳しい言葉をかけていませんか?
- 「自分はできない人間だ」
- 「いつも失敗ばかりしてしまう」
- 「自分の力でやりきることなんてできないんだ」
”ノミの天井”というお話を知っていますでしょうか?
ノミとはもちろんとても小さな虫のことですね。
ジャンプ力が高いノミを本来ひとっ飛びで飛び越えられるような、小さなケースに入れておくのですが、そこに透明なガラスで蓋をします。
最初は何度も飛び越えようと頑張っていたノミは、何度も頭をガラスにぶつけるうちに自分では飛び越えられないと学習してしまいます。
終いには、ガラスを外しても頭をぶつけないようにジャンプすることしかできなくなってしまい、もちろんケースから出ることなどできなくなってしまいます。
このお話のように、自分には何も達成できないと心の中で唱えてしまうと言葉に縛られてしまい、本当にそのような将来が待ち受けることになるのです。
本当のあなたは、もっと有望で可能性に満ち溢れているというのにです。
2.自分に残された選択肢は何も残されていないと思い込んでしまう。
自分を攻めてしまいがちの人は、”立ち向かうこと”が絶対に正しいと思いこんでいることが多いです。
”できない自分”が嫌いで、”できる自分”でなければ好きになれないと思っています。
でも立ち止まって考えてみてください。
本当にそれはあなたができなければならないことなのでしょうか?
誰かに頼ってはいけないものですか?
逃げてはいけないことなのでしょうか?
人間という生き物は、太古の昔から助け合って生きてきました。
他の凶暴な野生動物に比べて、戦うための武器もなく飛び抜けた身体能力もないひ弱な存在だったからです。
一人では生きていけないが、助け合うことで生き延びてきました。
あなたには人に頼るという選択肢があります。
思いっきり困った顔で、他人に助けを求めてよいのです。
昔から人間はそうやって生きてきたのですから。
3.自分の人生はもう手遅れだと思い込んでしまう
自分を責めてしまう人は、そのほとんどが完璧主義の人です。
中途半端な自分が許せなくて、少しでも自分に非があれば、それを克服しようと必要以上に頑張ってしまいます。
それで自分を成長させれる人は良いかもしれませんね。
でも、世の中にはどうしてもできないことってあるものです。
たとえ他人にできたとしても、あなたには難しいことがあったりします。
それはもう、才能とか努力とか関係ないものだったりします。
できない自分を責めすぎると、最後には自分の人生を否定し始めます。
できない自分を育ててきた環境が悪いとか、(本当は怠けてないのに)怠けてしまった若い頃のツケが回ってきてしまっているのだとか、考えてしまうのです。
私の人生はもう取り返しのつかないところまで来ている、なんて思ってしまう人がいます。
はっきり言わせていただくと、あなたの人生はまだまだこれから輝いていきます。
これまでの過去が悪かったなんてとんでもありません。
人間は一生一度きりです。
あなたの人生はあなたのものです。
今うまく行かないと考えているのは、なぜでしょうか?
人生うまいもまずいも、全てあなたが決めてよいのです。
取り返しのつかない過去なんてあるはずがありません。
まだまだこれから人生を楽しむ権利をあなたは持っています。
自分を責めてしまう人はどうすればよいか?
これまでお話してきたとおり、毎日のように自分を攻めてしまう人は、一種の暗示状態に陥っています。
意識的に対処しなければ、どんどん悪循環にハマってしまいます。
次のことを参考に、行動に移していきましょう。
1.ポジティブな口癖を持つ
暗示状態にかかっているあなたは、ちょっとやそっとではその状態から抜け出すことはできません。
目には目を、歯に歯を、暗示には暗示で対処します。
次のようなポジティブな言葉を、あなたの口癖・座右の銘として、毎日念仏のように唱えるようにしましょう。
- 「悩むなら行動」
- 「明けない夜はない」
- 「私の人生は私が決める」
最初は忘れてしまい、ネガティブな感情に流されてしまうかもしれません。
出来るまでは手のひらに文字を書いたりすることで、習慣化させるようにしましょう。
いつの間にか、あなたは気持ちをうまく切り替えることができるようになります。
2.本屋で片っ端から立ち読みする
強力な暗示にかかって困っているあなた。
困っているときは、他人の力を借りましょう。
私は困ったことがあれば、いつも本屋で立ち読みをします。
本屋は人間の何千年分の歴史が積み重ねた知識の宝庫です。
あなたの悩みは特別なことでなく、今まで多くの人間をあなたと同じように悩ませてきたのです。
本屋には必ずあなたの悩みを解決してくれる方法が眠っているのです。
特に私のオススメは、「論語」などの古典の本です。
古くから読まれているだけあり、そこには人間の本質をついた珠玉の格言が収められています。
こんな大昔から人間の悩みって同じなんだなぁと親近感が湧くかもしれませんね。
今後困ったことがあれば、まず本屋に立ち寄る習慣をつけましょう。
3.副業に挑戦する
世の中は可能性に満ち溢れています。
そしてあなたの人生も多くの選択肢で溢れています。
自分を責め逃げ場もないと考えているあなたは、その可能性に気づいていないのです。
実際のところあなたはどうやっても生きていくことができます。
あなたが思っている以上に、日本の社会保障は充実していますし、高望みしなければ必要最低限の生活は送ることができるのです。
そしてお金を稼ぐということも実はそこまで難しいことではありません。
あなたがサラリーマンであれば、本業の傍ら副業を始めてみましょう。
例えば、「ビザスク」というサービスがあります。
これはスポットコンサルティングサービスです。
誰かの話を聞きたいという人と、誰かに得意な分野の情報を提供してあげたい人をマッチングさせてコンサルティングの場を提供するサービスです。
まずはビザスクにアドバイザーとして登録してみてください。
最近の大企業はビザスクを利用して、サービス開発のユーザーインタビュー・市場調査をしています。
たとえ何の取り柄も無いとしても、企業から見ればあなたはターゲットにしたい”いち消費者”なのです。
あなたのこれまでの経験や考えたことが価値に変わるところを自ら体感することができます。
自分自身で稼ぐことができるということに気づけたのであれば、あなたの自己肯定感は高まっていきます。
どんなことでも生きていける、無限の可能性・人生の選択肢を知ることができたのですから。
※副業は会社の規則で制限されている可能性があります。十分気をつけて実施してください。
まとめ
まとめてみましょう。
自分を攻め続けてしまう人は、次のことに注意する必要があります。
- 自分は何も達成できない人間だと思い込んでしまう
- 自分に残された選択肢は何も残されていないと思い込んでしまう
- 自分の人生はもう手遅れだと思い込んでしまう
その対処法は次のようなものです。
- ポジティブな口癖を持つ
- 本屋で片っ端から立ち読みする
- 副業に挑戦する
あなたの人生はあなたのもの。
自分を責めることで楽しめないなんてもったいないのです。
悪循環を抜け出し、笑顔で毎日を送れるよう今日から実践していきましょう。
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