駐車場で車に傷（キズ）を発見。やるべきこと・必要事項・注意点のまとめ。

今回の記事は次のような方のために記載します。

 

• 愛車を駐車場にとめていたが、いつのまにかキズをつけられていた
• 誰にどう相談したらよいか分からなくて困っている
• 実は自分がキズをツケてしまった側（加害者）ではないかとハラハラしている

 

そんなあなたに、やるべきこと・注意事項をお伝えします。

必要事項のリスト

キズを見つけて焦っているあなたにやるべきことのリストをお見せします。

 

 

それぞれ注意点がありますので、詳しく見てみましょう。

警察に連絡する

まずは警察に連絡してください。

これは交通事故証明書を作成してもらうためです。

 

次のようなケースは警察を呼ばなくても良いかなと思ってしまう人がいるようですが、その判断は個人では行わず警察にしてもらってください。

• 自分が被害者であることが分かりきっている
• キズをつけた相手が、あとで保険会社に連絡するから警察には連絡しないでと言ってきた

もう一度いいますが、上記の場合でも警察に判断を仰いでください。

なぜなら、今回の件でついたものかどうか・もしかしたら別な事故を起こしている可能性もないか、など多くの観点を調べる必要があるからです。

そもそも保険会社が正しく保険金を払うためには、警察が発行する交通事故証明書が必要になるので、保険会社に連絡したところで警察に連絡するように案内されます。

保険会社に連絡する

保険会社に連絡してください。

相手との交渉や、その後の手続きなどあなたが悩む必要はありません。

保険会社の支持に従って、淡々と作業を進めていけば良いのです。

 

一方で、普段から自動車の保険会社の連絡先は分かるところに記録しておきましょう。

それだけで安心感が違います。

相手との交渉のプロですから、全ておまかせしてしまってよいのです。

事故の相手と連絡先を交換する

連絡先を交換するのは、少し勇気のいる行動です。

しかし、相手と連絡先を交換せずに別れてしまっては、逃げられてしまう可能性があります。

 

相手に連絡先が知られてしまうことに心配であるならば、警察に立ち会ってもらった際にアドバイスをもらいながら連絡先の交換をしましょう。

また、保険会社にお伝えすれば、その後の連絡は基本的に保険会社を通して行われます。

あなた自信が相手の連絡先に直接電話をかけることはほとんどないはずなので、ストレスを感じることもありません。

注意点（やってはいけないこと）

注意点がいくつかありますので、確認してください。

 

上記のことをなぜしてはいけないか分かる方もいるかも知れません。

こちらも詳しく見てみましょう。

 

警察や保険会社が判断していないのに、自分が悪いや相手が悪いと言い切らない

相手と確認した状況証拠のみで、自分が悪いや相手が悪いなど勝手な判断をしないようにしましょう。

これは後々、話し合いがこじれてしまう可能性があります。

「あのときあなたは自分が悪いと認めてましたよね！」とか、「自分が悪いと言ってしまった手前、強く出れない」など、トラブルの原因になりかねません。

 

あなたがすべきは、「まずは警察や保険会社に事実を確認してもらいましょう。」という姿勢で、相手に誠実に対応するようにしましょう。

 

連絡先も交換しないなど、あいまいに済ませない

相手が忙しい、などの理由で連絡先を交換せずに分かれてしまうことが意外とあります。

事故のあとで気が動転してしまって忘れてしまうことが結構あるんですよね。

 

しかし、最後にはとても後悔することになります。

後日になればなるほど相手を特定することはできず、事故を証明することが難しくなります。

 

もし連絡先を交換できたとしても、その番号に一度かけてみるなど、それが正しい番号であることを確かめることも必要です。

相手に嘘の連絡先を書かれる心配があるというよりも、相手も気が動転していて間違った番号を書いたり、筆跡が悪くて読めなかったり、書いてもらった紙をなくしてしまったりということを防ぐためです。

 

事故の状況を記録するためとして、相手の車のナンバーも含めてキズの状況を写真に残すことも有効です。

 

各種手続きが終わっていないのに、洗車や修理を行ってしまわない

キズがついてしまったが、加害者が誰かわからない時など、諦めて自分でかってに洗車や修理を行ってしまうことがあります。

これは後で大きな損をしてしまうことがありますので注意してください。

 

実は私も以前キズを見つけたときに当初加害者が誰か分からず、諦めかけて洗車や修理を考えていたのですが、その後駐車場の隣の車にも同じ高さの位置にキズがあることが発見されました。

警察に現場を見てもらったところ、キズに付着する塗装の色などから、その車がぶつかったことが証明されたのです。

 

先に洗車をしていたら、あるいは修理をしてしまっていたら、ここまでスムーズに運ぶことはなかったでしょう。

 

また、修理についても保険会社に連絡する前に修理に出すのはやめましょう。というのもあなたの保険会社の保険金を使って修理できるお店が決まっている場合があるのです。

やはりまずは、警察と保険会社に連絡を一通り済ませることが先決なのです。

 

まとめ

まとめます。

駐車場で自分の車にキズを見つけたら、次のことをしてください。

 

 

そして次のことに注意しましょう。

 

 

落ち着いて対処すれば大丈夫です。

焦らず対処していきましょう。