コロナ禍が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？
私は社会に出て10年になりますが、この時期に就職された方は本当に大変だろうなとつくづく思います。
- 出社もままならず、同僚や上司と仲良くなるきっかけが無い。
- 会社の中でキャリア形成について相談できる人がいない。
- 愛社精神がわかず、今の会社で長く働くことをイメージできない。
このような方々も多いのではないでしょうか？
この記事では、キャリア形成をどのように行っていくべきか、一緒に考えていきましょう。
また、「入社した直後に転職サイトに登録してもよいの？」という素朴な疑問にも答えていきたいとお見ます。
将来どのような人物になっていたいかを想像しましょう
キャリア形成と言われていますが、あなたは将来どのような人物になっていたいでしょうか？
例えばこのような人物と答える方が多いのではないでしょうか？
- 多くの人と協力して、何か大きな仕事を成し遂げたい。
- 何か特別なスキルを持ち、その業界の第一人者になりたい。
いずれも立派な目標だと思います。
まずは、この考えをより具体的にすることが必要です。
どの業界でどのような仕事をしたいのか？どのくらいの地位を築いていたいのか？その地位によって、何を実現したいのか？
実在している人物を思い浮かべると良いかもしれません。より具体的にすることによって、あなたが今後取るべき行動も分かりやすくなります。
将来なりたい人物は人それぞれです。間違ってもあなたの親や周囲の人間があなたに期待する人物を思い浮かべてはいけません。それはあなたのなりたい人物像とは限りません。
あなたの人生ですから、あなたが全て決める権利を持っています。
転職サイトに登録しましょう
続いて転職サイトに登録しましょう。
意外に思われるかもしれませんが、転職しろと言っているわけではありません。
世の中のニーズを調べるために必要なことなのです。
あなたが将来目指したい人物は、素晴らしい知識やスキルを持っていることでしょう。
しかし、それが世の中からどのくらい求められているのかを知らなければ、後に問題が出てきてしまいます。
- 世の中のニーズが無くて、お金を稼ぐことができない
- そもそも誰からも必要とされておらず、その仕事自体が消滅する
正しくキャリアを形成するためには、世の中のニーズと照らし合わせる必要があるのです。
転職サービスの選び方
転職サービスの中には、大きく次のような分類があります。
- 転職サイト：求人検索に特化。利用者自らが検索して求人を探す。
- エージェント：担当者がついて、転職に向けた充実したサポートを提供してくれる。
- スカウトサービス：事前に入力したあなたの情報に対して、企業側からアプローチしてくれる。
世の中のニーズを調べるためには、まず”転職サイト”に登録することをおすすめします。
自分の理想とする人物を想像して、求人はどのくらいあるのか、どのようなポストに付いていて、どのくらいの年収なのかを予め確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、世の中のニーズは常に変わっています。
定期的にチェックをし、必要に応じて自分の理想とする人物も少しずつ変えていく必要があります。
理想的な年表を作りましょう
あなたが理想とする人物を想像できたら、あなたは次に年表を作ります。
例えば次のような年表です。
- 〇〇年に売上〇〇円を達成する
- 〇〇年に海外支社で〇〇のプロジェクトを推進する
- 〇〇年に〇〇の専門家として、講演会を開く
- 〇〇年に書籍を出版する
これは形成したいキャリアの見える化です。
今後あなたが目指したい人物であれば、このような年表を一つずつクリアしていることでしょう。
この年表は、ある程度時間をかけて作成しましょう。
よく言われることですが、人間は自分のやるべきことが分かったときに、涙を流すほど感動してしまうそうです。
そこまで考えなさいとは言いませんが、本当に自分のやりたいと思えることにたどり着くまでじっくりと練り上げる必要があります。
逆算して知識・スキルを磨いて行きましょう
年表ができてしまえば、あとは簡単です。
年表を本当のことにするために、あなたが学ぶべき知識・スキルを洗い出していきます。
時間が少なければお金を出してでも研修に行く、などあなたが取るべき行動が見えてくるはずです。
今まで、惰性で受けていた会社の研修も、コレによって明確な目標が出てくるのでは無いでしょうか。
あなたが目指すキャリアまでの一本の道筋が出来上がったと思います。
あとはモチベーション高く、このミッションをこなしていきましょう。
最後に。。。
あなたの人生はあなたのものです。
今回の記事で、キャリア形成の道筋がたったとはいえ、その道は簡単ではありません。
大きな挫折もあれば、大失敗をしてしまうこともあるでしょう。
でも挫けずに前を向いていれば良いのです。
ほとんどの人間は、自分はもうだめだと思って努力をやめてしまいます。
努力をやめない数パーセントの人間が夢を叶えるのです。
諦めず突き進んでください。
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