お仕事をしていると、やたらと人の発言を訂正してくる人がいます。
「あなたの説明は分かりにくい、つまりこういうことを言いたいんでしょ。」と言わんばかりに、発言をかぶせてくる人です。
たまにそれがコミュニケーションをスムーズにしてくれることもありますが、毎回訂正される側の人間は、モチベーションが下がってしまいますよね。
今日は、そのような人の発言をやたらと訂正してくる人の心理と、対応方法を紹介します。
人の発言を訂正してくる人の心理
次のような心理を持っている人が多いようです。
せっかち
訂正をしてくる人の中には、非常にせっかちで、時間を無駄にしたくないという気持ちが強い人がいます。
そのような人がだらだらとした説明を聞いた時には、いてもたってもいられずに人の発言を訂正して、その人なりに分かりやすい表現に変えようとしてしまいます。
説明している人は一生懸命なのに、せっかちな人は説明者の気持ちや面目などお構いなしに、人前で訂正してくることがあります。
極端な使命感を持っている
人の意見を訂正することが、チーム全体に良い影響を与えるだろうという、極端な使命感を持っている人も、他人の発言を訂正しがちです。
本来誰が何を言おうかなどと自由なのですが、使命感により自分の解釈を相手につきつけようとします。
自分の行動は正義であると信じて疑わないため、非常に厄介なタイプと言えるでしょう。
揚げ足をとって自分が優位に立ちたい
人の揚げ足をとって自分が優位に立ちたいと思っている人も、人の意見を訂正しがちです。
このような人の場合、ターゲットになる人は結構固定されていたりします。
悪意があるため、これまた非常に厄介な相手となります。
対処法
次に肝心の対処法について見ていきましょう。
直接相手に言う
まずは、悲観的にならず直接相手に自分が不快な思いをしていることを伝えましょう。
次に相手に直接言うための便利なフレーズを上げます。
- 「私の話を聞いてくれていると感じるのは嬉しいのですが、私はあなたが私の発言を必ず訂正することに苦痛を感じています。」
- 「私自身、その場で訂正されることが気分を害してしまっています。」
- 「私たちはお互いに尊重し合って話をすることが大切だと思うので、私の発言を訂正することはやめていただけませんか?」
逃げる
人の話を訂正しがちな人の多くは、他人を思いやっているようでいて実は自分の利益になることを考えていたりします。
相手からそのような空気を感じた場合は、まずはその人から離れましょう。
そんな人にあなたの精神力を削る必要は無いのです。
あるいは、上司に相談してしまい対応者を変えてもらうようにしましょう。
まとめ
人の意見を訂正してくる人は、非常に厄介な存在です。
場合によっては、訂正された側の人は”自分は価値のある人間じゃないのかな”、と自信を失うことになるかもしれません。
最後にお伝えしたいのは、たとえ他人があなたの意見をいくら訂正して雇用とも、あなたの価値には何の影響も与えないということです。あなた自身が自信を持ち、自分の価値をしっかりと理解することが大切です。
コメント