会社設立における発起設立と募集設立とは何?払込金保管証明書の必要性も解説

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会社を設立する際には、「発起設立」と「募集設立」という2つの主要な方法があります。それぞれの方法には異なる特徴と手続きがあり、設立の流れや必要な書類も異なります。この記事では、発起設立と募集設立の違いと共に、払込金保管証明書の必要性についても詳しく解説します。

発起設立とは?

発起設立とは、会社の設立を発起人(会社設立を提案する人)が全額出資して行う方法です。発起人が自ら資金を用意し、株式を全て引き受けるため、設立手続きが比較的シンプルで迅速に行えます。

発起設立の流れ

  1. 発起人の決定: 会社設立を提案し、株式を引き受ける発起人を決定します。
  2. 定款の作成: 会社の基本的なルールを定めた定款を作成し、公証役場で認証を受けます。
  3. 資本金の払い込み: 発起人が資本金を払い込みます。
  4. 会社設立登記: 法務局に会社設立の登記を行います。

発起設立のメリット・デメリット

  • メリット: 手続きがシンプルで迅速。発起人の意思決定が迅速に行える。
  • デメリット: 発起人が全額出資するため、初期資金が必要。

募集設立とは?

募集設立とは、会社設立時に発行する株式を発起人以外の第三者に募集して設立する方法です。この方法では、発起人が一部の株式を引き受け、残りを第三者に募集することで、広く資金を集めることができます。

募集設立の流れ

  1. 発起人の決定: 会社設立を提案する発起人を決定します。
  2. 定款の作成: 定款を作成し、公証役場で認証を受けます。
  3. 株式の募集: 株式を第三者に募集し、引受人を募ります。
  4. 資本金の払い込み: 引受人が資本金を払い込みます。
  5. 創立総会の開催: 創立総会を開催し、役員の選任や設立手続きの承認を行います。
  6. 会社設立登記: 法務局に会社設立の登記を行います。

募集設立のメリット・デメリット

  • メリット: 広く資金を集めることができ、資本力を強化できる。
  • デメリット: 手続きが複雑で時間がかかる。創立総会の開催が必要。

発起設立と募集設立の違い

比較項目 発起設立 募集設立
資金調達方法 発起人が全額出資 発起人と第三者から資金を募集
設立手続きの複雑さ 比較的シンプルで迅速 手続きが複雑で時間がかかる
創立総会の必要性 不要 必要
初期資金の必要性 発起人に初期資金が必要 広く第三者から資金を調達可能
意思決定の迅速さ 発起人の意思決定が迅速に行える 創立総会の開催が必要で時間がかかる
払込金保管証明書の要不要 不要 必要

払込金保管証明書の必要性

会社を設立する際には、資本金が確実に払い込まれたことを証明するための書類が必要です。これが「払込金保管証明書」です。

払込金保管証明書とは?

払込金保管証明書は、会社設立時の資本金が確実に払い込まれたことを証明するための書類です。この証明書は銀行が発行し、資本金が銀行口座に保管されていることを公的に証明します。

まとめ

発起設立と募集設立の違いを理解することで、自分のビジネスモデルや資金調達方法に合った会社設立方法を選ぶことができます。また、払込金保管証明書を取得することで、資本金が確実に払い込まれたことを証明し、会社設立手続きを円滑に進めることができます。会社設立を成功させるために、これらの制度をしっかりと理解し、有効に活用しましょう。

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