人生の主導権を他人に渡してはいけない

Confidence
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あなたは自分の人生の主導権を他人に渡していませんか?

例えば、他人の期待に応えようとがんばっている。

やらないと怒られるから仕方なくやっていることがある。

今まで親の薦めるままの進路を選んできた。

そんなことはありませんか?

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他人の顔色を伺う。それは主導権を握られています。

実は私もそんな人間の一人でした。

小さい頃から他人の顔色を伺っている子供だったと聞いています。私の小学校の時のエピソードをお話しします。

 

サッカー教室に通っていた私は、その道でも有名な指導者からレッスンを受ける機会がありました。

その頃の私は人見知りが激しかったこともあり、あまり乗り気ではありませんでした。

『怖い人だったらどうしよう』そんな気持ちがありました。

 

練習の中で課題が出されました。

リフティングをしなさいとのことです。これは私の得意分野でした。

私としては、自分の実力をしっかり出し切ったつもりでしたが、その課題のあと指導者から思いがけない言葉が出ました。

 

この子をあまり怒らないでください

 

私は、呆気にとられました。

しかし、すぐに顔が真っ赤になったことを覚えています。

この一瞬で自分の心の中をさらけ出されたように感じたからです。

 

その指導者曰く、『リフティングをしている最中に、ずっと私のことをチラチラと見てきた。これは、相手の期待を無理に満たそうとしていたり、怒られないかと恐れている子供の特徴』とのことでした。

 

そうなのです。

当時の私は、他人の目に縛られていたのです。

本来、人間は自由を持って生まれてきます。

それがいつの間にか、教育と学習を通して自らの行動に制約をかけてしまうのです。気づけばそこに自分の意思はなく、他人に依存した生き方をしてしまっているのです。

 

今、自分がそのような状態であると認識している人は、日々の生活を幸せだと思えていないかもしれません。

自分で決めれない人生では、達成感や充実感を得ることが難しいのです。

しかし、たとえ今そのような状態だとしても悲観しないでください。

あなたがそのような状態であることは、あなた自身のせいではありません。

あなたの周囲の人間の考え方に影響されてきた結果なのです。

そして、考え方によるということは、また考え方を変えることであなた自身も変わることができます。

そのような考え方を変えるためのヒントを3つあげます。

『~しなければならない』ということがあれば、それで誰が困るのか考えてみる

困るのが他人であれば、あなたはそれをやる義務は本来ありません。あなた自身にやる価値があるかどうか、改めて判断をしてください。

『~のせいでひどい目にあった』と他人を批判してしまう場合、どこで回避できたかを考える。

他人のせいにするということは、あなた自身の判断ができていなかったということ。どこで自分の判断を下せば良かったのか振り返ってください。

『これをやったら褒められる』という理由で行動をおこしている場合、自分がしてもらったらうれしいか考える。

褒められようとして行動を起こすことは、既に他人に主導権をとられてしまっている状態です。第三者から見ればなぜそれをしているのか分からない、いわゆる『自分を持っていない』人間に見られてしまいます。まずは、自分がされてうれしいことなのか、考え直してみましょう。

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まとめ

今までの人生で染み付いてきた考え方を変えるということは並大抵の事ではありませんが、決してできないわけではありません。

毎日少しずつ努力をしていきましょう。

以上、しましまでした。

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