政次の死後もまだまだ目が離せない展開が続いてますね。
龍雲党がほぼ全滅、お頭の龍雲丸も一時は意識不明の重体。
そして今回は井伊家が滅亡してしまいました。
気になる展開で、早く来週の放送を見たいのですが、まずは落ち着きましょう。
今日も恒例となりつつある直虎の名言をご紹介します。
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どこまで努力を続ければ良いのか?
話は遡りますが、今川が井伊をつぶしにかかっているときに、今川を裏切ることを直虎は決心します。
そんな時に南渓和尚に言った言葉です。
百尺竿頭進一歩(ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ)
大死一番絶後再蘇(だいしいちばんぜつごふたたびよみがえる)
たとえこれまでに多くの努力をしていたとしても、最後にまた尽力すること大切である。
すべてを捨てた後に生まれ変わることができる。
これまでの今川からの支配か脱却しようとする井伊にとって、確かにふさわしい言葉ですね。
その道を極めてしまった人は、自分が一番になったと安心をしてしまうことがあるようです。
しかし、実はそこからもう一歩踏み出すべきと言っています。
居心地の良いところに進歩はない、そういうことなのでしょう。
慌てていてもしょうがない。考えるよりも動くこと!
気賀が徳川に襲われ、死体であふれる気賀城をみて、直虎は茫然自失となります。
しかし、僧の昊天は直虎に向かってこの言葉を発します。
前後際断(ぜんごさいだん)
呆けている場合ではない、過去にも未来にもとらわれず、今できることをすぐにやるのだという意味です。
直後、瀕死の龍雲丸を探し出すことができました。
この時の対応が功を奏し、龍雲丸は一命をとりとめます。
取り返しのつかないことが起こってしまったと思ったときに、人は立ちすくみ行動できなくなります。
失敗したことで自分を責めたり、後悔の念が頭の中を駆け巡ります。
そんな時はこの言葉を思い出しましょう。
後悔してもしょうがない。つらい未来が待っていたとしてもかまわない。
今やれることは一体何なのか。
そしてすぐに行動に移すことが一番なのです。
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トップが諦めた時、チームはどう生まれ変わるか?
井伊家最後の日がやってきました。
直虎は、政次をはじめ井伊家のために死んでいった人々を思うあまり、決断できずに悩みます。
しかし、龍雲丸や南渓和尚と会話をする中で、決断をします。
諦めてこそ、得られるものもある。
井伊家の当主としての責任から解放され、井伊家再興をあきらめた言葉です。
しかし、この言葉には含みがあります。
得られるものが一体何なのかを語っていないのです。
普通に考えると、直虎自身の心の安寧ではないかと考えがちですが、実はそのヒントが和尚様・高瀬の発言にあります。
井伊家滅亡に納得のいかない虎松に南渓和尚はこう言います。
『あれはのう…もう殿ではない。ならば従わなければならぬという道理もないということじゃ。』
そして、高瀬の発言です。
『これからは一人一人がしっかりと生きていく事こそ、井伊をつないでいく事になるのではないかと。』
実は直虎以外の井伊家の者たちは、諦めていません。
それぞれ進む道は様々ですが、将来の井伊家再興のためそれぞれの考えで動きます。
彼らは本当の意味で自立をしていったのです。この後の井伊家の復活劇に、今からワクワクしますよね。
組織のトップは何かと悩みを抱えがちです。
しかし、チームのメンバはトップが思っているほど弱い存在ではないものです。
一人一人が自立して動いたとき、本当のチームの力が発揮されるのです。
まとめ
今まで突っ走ってきた直虎も還俗し、龍雲丸とくっつき丸くなったようです。
大河ドラマらしからぬ展開に、正直驚いています。
あまりに少女漫画的な展開。。。そして合間にハイジ的な展開もあったりして(笑)
今年の大河ドラマでは、ここが一番の谷の時期でしょうか。
史実としては、これからどんどん面白くなっていくはずです。
名言もたくさん飛び出してほしいですね。
登場したばかりの虎松と亥之助の名言はこちら
虎松と亥之助の関係にニヤニヤ。将来が楽しみな次世代コンビ!『おんな城主直虎』名言5
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
以上、しましまでした。
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