通年採用が一般的な時代が到来!?学生がやるべき対策と秘策。

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こんにちは、しましまです。

経団連から就活ルールの廃止の正式発表がありました。これからは、決まった時期に就活が始まる「一括採用」ではなく、年中いつでも採用が行われる「通年採用」が始まります。企業の人事の方々は大慌てだと思いますが、一方で学生の皆さんも大きな不安を感じているのではないでしょうか。

今日は、就活ルール廃止に直面する学生が、今後取るべき対策は何か一緒に考えていきたいと思います。

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就活ルールの廃止は良いこと?悪いこと?

そもそもの話ですが、就活ルールの廃止は今の世の中にとって良いことなのでしょうか?それとも、悪いことなのでしょうか?

 

混乱状態の世の中には、様々な意見が飛び交っていますよね。企業の人事関係者や学生に至っても、その半数以上が良く思っていないというアンケート結果もあるようです。

結論から言うと、私はこの就活ルールの廃止は良いことだと思っています。少なくとも、就活のあるべき姿になったなという印象です。日本の企業・学生が形骸化したルールに縛られたままでは、外国の企業にかなうはずがないからです。

 

少し質問を変えてみましょう。そもそも世の中のルールって、なぜ存在すると思いますか?

身近なルールと言えば、交通ルールがありますよね。未成年には禁酒・禁煙なんてルールもありますね。これらは人間が作ったルールです。破れば罰則もあります。

これらのルールが作られた理由は、人間の先を見通す力が優れていないからです。

 

交通ルールを例にとります。一般的な交差点には赤は止まれ・青は進めの「信号」という絶対的なルールがありますね。もし仮に人間の先を見通す力が優れていたらどうでしょう。右から猛スピードでくる車や左から飛び出そうとしている歩行者などをすべて見通し、自分の判断で止まったりよけたりできるため事故が起こることはありません。将来自動運転が広まった世の中において交通ルールが必要なくなると言われるのは、自動運転技術が人間の先を見通す力を補っているからに他ならないのです。

 

禁酒・禁煙ルールはどうでしょう。お酒やたばこが未成年の成長を著しく阻害することはよく知られています。しかし、お酒やたばこを摂取した後、何年後かに自らに迫りくる健康障害を見通す力が未成年に備わっているでしょうか?先を見通す力が十分に備わっていれば、ルールなど作らず、成人と同じように自己責任で良いはずなのです。

 

これらの例からわかるように、人間は先を見通す力が優れていないため、ルールを作ることで危険な状態・不利な状態を回避しているのです。逆に言えば、ルールを廃止するときは、先を見通す力が十分に整ったと言える時期に廃止しなければならないのです。

 

今回の就活ルールに置き換えてみましょう。

 

もし、企業側・学生側の先を見通す力がともに優れていたとしたら、学生は自分の得意分野を理解し、それを生かせる企業が世の中にあるかを把握できます。企業担当者も、学生側のスキルを十分に発揮し、その学生が入社後に良いパフォーマンスを発揮できるだろうと予測できます。学生は、少ない学生時代にどのような知識・経験を得ればよいかを理解し、さらに学業に専念するかあるいは留学するかなどの判断を行えます。企業は、早くからその学生に対して期待するところを伝えたりと行動に移すことができます。

 

就活ルールが廃止された今、企業側も学生側も「先を見通す力」が当然のように備わっていることを求められているのです。

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就活ルール廃止後の対策は?

これまで見てきたように就活ルール廃止後の対策は、先を見通す力の醸成です。この力を醸成するためにやることは、大きく次の二つです。

 

  1. 情報収集
  2. 情報発信

 

それぞれ具体的に見ていきましょう。

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情報収集

情報収集とはその名の通り、情報を集めることです。先を見通す力に必要なものは、圧倒的な情報量です。あなたは次の項目を参考に情報収集を行っていきましょう。

新聞・情報誌

新聞をはじめとした情報誌は必須です。世の中の動きが分からなければ対策の打ちようがありません。どのような業界が活発なのか。今後どのような需要が出てくるのか。常にアンテナを高く張っていましょう。

新聞の読み方については以前の次の記事を参考にしてください。

新聞を毎日読むようになって気づいたこと

就活サイト・企業説明会

就活サイトに登録して、企業説明会に行く。多くの学生が例外なくこの行動を取っていますね。企業側が学生側に開示したい情報が詰まっているのは、これらのサービス・イベントなのです。勉強に集中する学生もまずはこれらの登録・参加をしてみましょう。

先輩や親戚

企業説明会などで、多くの企業の本音まで聞けるかというとそうではありません。花形社員ばかりを集め、華々しい経歴を紹介し、いかに自分の会社が魅力的であるかをアピールしようとしていますよね。そんな時、本音を話してくれる知り合いの存在は非常に心強いですね。連絡のつく方に時間をとってもらい、話を聞いてみましょう。

 

情報収集ばかりしていて、勉強がおろそかになるのではないかと心配することはありません。むしろ、いろいろと情報収集をする上で、自分に何が足りないのかを実感することでしょう。今まで身が入らなかった勉強も、やる気に満ち溢れるに違いありません。もし情報収集しても、今の勉強に必要性を感じなければ、学校をやめてしまっても良いのです。

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情報発信

続いて情報発信です。実は多くの学生はこれが手薄になりがちです。なぜ必要かというと、企業の人事側の立場を考えてみればわかります。人事側も先を見通すために学生の情報を必死に収集しています。人事に対してあなたが持っている情報を開示してあげることで、人事の先を見通す力を高めてあげるのです。それが、まわりまわってあなたの就活を後押しすることになります。情報発信方法は下記のようなものです。

SNS

Facebookやインスタグラムなどは、十分あなたを表現するツールとなります。実際に採用担当者はあなたのFacebookをチェックしているはずです。この機会にその整備をしてみましょう。あなたが持っている魅力を思う存分表現できているか、再確認するのです。

就活サイト・企業説明会

残り二つは同じです。企業側は、就活サイトや企業説明会で必死に学生の情報を集めています。話を聞きに行くだけでなく、自分の情報も会社側に提供しましょう。自分を飾る必要はありません。ありのままの情報を提供することで、企業側とのミスマッチを防ぐことができます。

先輩や親戚

コネがある人は、先輩や親せきに自分をアピールしてみましょう。もちろん、その人が採用権限を持っているとは限りませんが、会社の内情を知った方であれば、有益なアドバイスがもらえるはずです。まずは、あなたを発信しなければ何も始まらないのです。

これらの情報発信をするにあたり、多くの学生は大きな壁にぶち当たるかもしれません。なぜなら、発信する情報そのものが無ければ発信できないからです。学生とは、まだまだ未発達な状態なのです。

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情報発信の秘策

壁にぶち当たってしまった学生のために秘策を伝授しましょう。私がお勧めするのはブログを書くということです。なぜなら次のようなメリットがあるからです。

 

  • 自分の知識を棚卸できる
  • 世の中に発信するため勉強に身が入る
  • マーケティングに詳しくなる

 

どれも重要なことなのですが、ブログの記事を書くということは、ある意味マーケティングをしているのと変わりません。マーケティングとは、製品やサービスをどうやって世の中に広めるか考えることですね。ブログの記事は何も考えずに書いてもアクセスを得ることはできません。世の中にはどんなことで困っている人がいるのか、どんな記事を書いてあげればその人たちを助けることができるのか、一年もブログに取り組めばその考え方のコツがわかってきます。気が付けばあなたが企業にアピールできる一つのスキルになっていることでしょう。

 

一度マーケティングの考え方を身に着ければ、こちらのものです。各企業の製品に対しても応用を利かせることができます。この企業は何のために存在しているのか、どんな人がお客様なのか、そこで自分はどんな貢献をすることができるのか、就活で重要なポイントをあなたは誰よりも正確に抑えるができます。他の学生から抜きんでた先を見通す力を手に入れることができます。

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まとめ

今日のまとめは次のようなものです。

 

  • 就活ルール廃止後、必要なのは先を見通す力
  • 先を見通す力を醸成するには、日々の情報収集と情報発信が必要
  • 一歩抜きんでた見通す力を手に入れたいならブログがお勧め

 

何故自分の年にこんな変化が起きるのかと嘆いている学生もいるかもしれません。しかし、それはあなたの同期も同じことです。先に対応できた人間が幸せをつかみます。

しっかりと準備して悔いのない就活をしてくださいね。以上、しましまでした。

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