他人の期待が重いと感じたらどうすればいい?期待をかける人の心理と対処法。

Confidence

こんにちは、しましまです。

 

あなたは期待をかけられたことはありますか?

人間生きているだけで、たくさんの人に期待されています。

 

・家族からの期待

・お客様からの期待

・上司からの期待

 

周りから期待されすぎると、本当に疲れます。

期待に応えるって、けっこうエネルギーが必要なんですよね。

 

以前私のツイッターでは、こんなことをつぶやきました。

 

 

期待とは呪いである。

 

これは、ハッとする言い回しではないかと自画自賛しています(笑)。

今日は他人からの期待とうまく付き合っていく秘訣をお話ししたいと思います。

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期待をかけてくる人の心理

期待をかけてくる人はたくさんいますが、彼らは一体何を考えているのでしょうか。それが無意識であったとしても、彼らの潜在意識には次のような考えがあるようです。

①他人の目を気にしている

子供に過度に期待をかけてしまう教育パパ・ママはこのような心理状態が多いようです。

他人の目が気になり、自分の子供がふがいない結果になることを極端に嫌います。

 

子供が期待に応えてくれたら、さも自分の手柄のように他人に自慢します。

一方で期待に応えてくれなかった場合、恥ずかしくなり他人に合わせる顔がないとばかりに悔み続けるのです。

 

そんな両親に育てられた子供は、小さい頃から親の期待に応えることが正しいと教えられて育ちます。

親の期待に応えられなかった時、その親と一緒に後悔にさいなまれてしまう子供が多いようです。

 

②相手を思い通りにコントロールしたい

会社の上司などは、部下に過度に期待をかけますよね。

「君にはこんな人間になって会社を引っ張ってほしいんだ。」などという言い回しで期待をかけてきます。

 

本来仕事において「期待をかける」という行為は全く必要ないはずです。

なぜなら、働いた分のお金をもらうことが仕事であって、それ以上でもそれ以下でも無いからです。

 

上司は部下に賃金以上の頑張りをさせるために、期待というテクニックを使います。

ここでも「他人の期待に応えることが正しい」と教えられて育った人は、その期待に頑張って応えようとしてしまいます。

③自分の意志を継いでもらうことで幸せを感じたい

この種類の期待は、もしかしたらポジティブに聞こえるかも知れません。

人間という生き物は、自分が属する共同体が永遠に平和に続くことで幸せを感じます。

 

誰かが自分の意志を継いで共同体の繁栄を目指してくれたら、たとえ自分が死んでしまってもその人は幸せを感じることができます。

後継ぎに家業を継がせようとする先代、後進に道を譲る元オリンピック選手などがこれにあたるかもしれませんね。

 

彼らはストイックで、一見何の見返りもなく期待をかけているように見えます。

しかしその根底では、自分の属する共同体が繁栄するであろう未来を想像し、自分自身が幸せになりたいと思っています。

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期待をかけられたときの対処法

期待をかけられたときには、適切に対処する必要があります。

冒頭でも言いましたが、期待と呪いは紙一重です。

時に期待はあなたの自由を奪います。

①「期待に応えなければならない」という考えをやめる

まずあなたの意識を変える必要があります。

このページにたどり着いたあなたは、少なからず「他人の期待には応えなければならない」という固定概念を頭の中に刷り込まれています。

 

結局のところ期待というのは、自分のために相手を動かそうとすることに他なりません。

あなたの人生はあなたのものなので、それに応えなければならない理由は全く無いのです。

②課題の分離を習慣化する

アドラー心理学の考え方なのですが、課題の分離をする必要があります。

これには慣れが必要なのですが、例えば次のように普段から考える癖をつける必要があります。

 

・宿題をしなくて困るのは誰なのか?

・その仕事をしなかった場合に困るのは誰なのか?

・早くに結婚をしなくて困るのは誰なのか?

 

この問いの答えがあなた自身なら、しっかり対処をしましょう。

もしあなたが困るわけではないのなら、その期待に応える必要は全くありません。

 

他人の人生を生きないために、課題の分離が必要なのです。

③自分が一番生き生きする方法で行動する

他人の期待には応える必要が無い。自分の課題では無い。

、、、と理屈では分かっても現実は複雑なものです。

 

⇒期待は他人の願望なのだから応えなくていいはず

⇒でも期待に応えない自分を嫌いになってしまうかもしれない

⇒他人の期待に応えることが自分の望みではないのか?

 

という考えが頭の中をぐるぐると駆け回ってしまう人は結構いるようです。

そんな方は次のことを意識してください。

 

あなたが一番生き生きする方法で行動する。

 

例えば、こんな感じです。

 

●勉強しなさいと期待してくる親に対して

⇒思いっきり部活で仲間と汗をかき、大会でも両親に来てもらい自分達のプレーを見てもらう。その仲の良い友達と勉強合宿もして受験を乗り越える。

 

●こんな人間になりなさいと言う上司に対して

⇒自分の得意分野で第一人者になって、あなたの言葉に吹っ切れましたと感謝を伝える。

 

こんなドラマのようなシナリオを考えるのです。

相手の期待に応えるのではなく、あなたの本当にやりたいことにとことんのめりこみ、相手の目の前で人生を楽しんであげるのです。

私の人生は私のものだと言わんばかりに!

 

貴方に期待をかけていたあの人も、キラキラと目を輝かせ一生懸命になるあなたの姿勢を見て、これはこれでいいじゃないかと納得してくれるはずです。

あなたは最高の笑顔で、ハッピーエンドを見せつけてあげればよいのです。

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まとめ

まとめます。

期待をかけてくる人の心理は次のようなものでした。

  1. 他人の目を気にしている
  2. 他人を思い通りにコントロールしたい
  3. 自分の意志を継いでもらうことで幸せを感じたい

 

次に、期待をかけられた場合の対処法は次のようなものでした。

  1. 「期待に応えなければならない」という考えをやめる
  2. 課題の分離を習慣化する
  3. 自分が一番生き生きする方法で行動する

 

私が課題の分離を学べたのは、本との出会いがあったからです。それが「嫌われる勇気」でした。この本でどれだけ心が救われたか分かりません。

 

 

何度も言いますが、期待とは呪いと紙一重です。

あなたがかけられることもあれば、思わず他人にかけてしまうこともあります。

 

しかし、人間はみな自分自身の人生を生きています。

他人の期待で人生を変えられることなどあってはならないのです。

 

期待(呪い)のかけすぎにはご注意ください。

以上、しましまでした。

 

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