リモートワークが当たり前の世の中になりましたね。
憂鬱だった満員電車に乗らなくて良い生活がこんなに楽だとは思いませんでした。
一方で、新たな問題が発生している方も多いようです。
それは「自宅のインターネットが遅い」という問題です。
今日の記事は次のような方向けに作成をします。
- 自宅で仕事をするようになったがインターネットが遅くて仕事にならない
- どうすればインターネットが早くなるのか分からない
- プロバイダーやWi-Fiルータをどのように選んだらよいか分からない
それでは早速見ていきましょう。
IPv6は高速な接続方式!
インターネットの世界には、2つの世界があります。
それはIPv4とIPv6の世界です。
世の中のホームページやウェブサービスはこの2つの世界のいずれか、または両方にIPアドレスという住所を持っていて、あなたのアクセスを待っています。
新しく作られたIPv6は、やはり新しいだけあってアクセス方法がより高速なIPoEという方式を使っています。一方で古いIPv4はPPPoEという古い方式を利用しています。
IPv6の世界に住所を持っている方が、ユーザーは速くアクセスすることができるため、ホームページであれば表示が速く、ウェブサービスであればより高いパフォーマンスを享受することができます。
例えば、Youtube。
みんなだいすきな動画サイトですが、このサイトは10年以上前からIPv6に対応しています。
家のインターネットがIPv6に対応しているなら、より高速に動画をダウンロードして、ストレス無く視聴することができます。
一方で、まだIPv6に対応せずIPv4でしかアクセスできないサイトもあります。
そんなときに便利な仕組みが「IPv4 over IPv6」です。
これは、IPv6の高速なアクセス方法であるIPoEを利用して、IPv4サイトにアクセスすることができる画期的な方法なのです。
「IPv6」にしても「IPv4 over IPv6」にしても、契約しているインターネットプロバイダーがその機能を提供していなければ利用することができません。
家庭で仕事をすることが多くなった昨今において、「IPv6」と「IPv4 over IPv6」の機能は必須とも言えます。今日はこれらに対応しているプロバイダーを比較検討していきます。
「IPv6」「IPv4 over IPv6」に対応しているプロバイダー
早速対応しているプロバイダーを見ていきましょう。
最後に一覧で確認できる表も用意しています。
基本的に「光コラボ」というキャリアとプロバイダーをあわせて申し込めるパッケージをご紹介します。
OCN光
まず代表格は、インターネットプロバイダ大手のNTTコミュニケーションズが提供する「OCN光」です。NTTコミュニケーションズの強みは、世界に張り巡らされたインターネットの世界の一部分を自ら所有しているところにあります。世界中のプロバイダーはNTTコミュニケーションズに許可を取らなければ、アクセスできない部分が出てきてしまうということで、世界のインターネットプロバイダーに張り合えてしまう日本で唯一の強い会社です。
なんと言ってもそもそもの月額料金が最安値です。一度契約したら末永く使うことが多いインターネット契約で、月額料金が最も安いのは魅力的ですよね。
さらには「IPv6」と「IPv4 over IPv6」を標準で提供しています。新たなオプションの申込みや設定は必要なく、最初から速いインターネットを利用できてしまいます。
現在キャンペーンにより大幅な値下げを行っていますので、新規・乗り換えいずれも今がチャンスです!
なお、OCN光を利用する方は、モバイルの契約をNTTコミュニケーションズの「OCNモバイルONE」を利用することで、更に安くすることができます。
楽天ひかり
インターネットのビジネスでかなり攻めているのが、楽天ひかりです。
マンションプランの月額費用こそOCN光に負けていますが、戸建てのファミリープランでは、OCN光を下回ります。
さらに楽天モバイルと組み合わせることでさらなる割引が適用されます。
楽天モバイルといえば、格安スマホ市場に挑戦的な価格で挑んできたこともあり、そもそもモバイルの月額料金が安いのです。
インターネット(戸建て)+モバイルで見た場合では、トータル金額は最も安いのではないでしょうか。
ドコモ光 widh OCN
もしスマートフォンをドコモで契約しているなら、ドコモ光も選択肢に入ってきます。
ドコモ光は、いわゆるドコモの光コラボサービスですが、インターネットプロバイダーを24社から好きなものを選ぶことができます。
先述しているOCNも選べるプロバイダーですので、OCNを選んだ場合「IPv6」と「IPv4 over IPv6」を利用できてしまいます。
しかもドコモを利用している家族が多ければ多いほど割引が適用されますので、お得です。
家族がドコモの契約をしているなら、こちらが間違いないでしょう。
比較表
これまでご紹介してきたコラボ光を一覧でご紹介します。
いずれも「IPv6」と「IPv4 over IPv6」を利用できるため、高速なインターネットを楽しめます。
あとは”特徴”に記載した内容を参考に、自分に適したサービスを契約するようにしましょう。
プラン | 特徴 |
---|---|
OCN光 | 月額料金は最安値。長く継続す利用する人向け |
楽天ひかり | 戸建てで楽天モバイル利用者ならこちら! |
ドコモ光 | 戸建てでドコモモバイル利用者ならこちら! |
オススメのWiFiルータ
さいごにIPv6に対応したルータを紹介します。
エントリーレベルとしては次のルーターが最適です。
購入後の注意点として次のことに気をつけましょう
- 品質を落とさないために有線接続しよう
- 通信方式を使い分けよう(次のページを参考にしましょう)
まとめ
今後IPv6に対応したサイトはどんどん増えていっています。
自宅でも快適なインターネット環境を手に入れて、ストレスのないリモートワークを実現しましょう。
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