昇進したくない!自分を偽ってでも上を目指すべきか?

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仕事人生において避けては通れないイベントといえば昇進です。

自分の人生を左右しかねないイベントであり、多くの方が悩みを抱えています。

  • 同期が次々と昇進していて焦っている
  • 内心は昇進したくないが、生活を維持できるか不安
  • 自分が上司になる姿を想像できない

この記事では上記のような昇進に迷いがある方に向けて記事を書いていきます。

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昇進したくない人の心理

近年、昇進したくないと考える人が増えているようです。

考え方は人それぞれですが、次のように考える方が多いようです。

 

自分には能力がないと考えている

昇進すると何人かの部下を抱えることになります。

業務における難しい判断も自ら行う必要があります。

昇進したくないと考える方の中には、その職務の難しさに自分ではやりきれないと自信を持てない方がいます。

  • これまでの業務経験で人から叱られてばかりいた。
  • 上司からいつもダメ出しをもらっている
  • 何か達成できたと胸を張れる実績がない

 

生まれながらに人の上に立つ人間はいません。

誰しも少なからず不安に思っていることではないでしょうか?

昇進に対してネガティブに感じてしまう方は、他の人よりも少しだけその不安が大きいようです。

 

アドバイスとしては、これまでの自分の成果を一つずつ棚卸しする必要があります。

昇進の声がかかったあなたは、他人から見れば最低限の条件はクリアしているはずです。

自信を持っても良いのです。

 

責任を負いたくない・自分を犠牲にしたくない

上司になるということは、責任のある職務に就くということになります。

何か失敗があれば、責任は自分の肩にのしかかってきます。

 

チームをまとめる以上、時に自分を犠牲にした判断をしなければならないシーンが出てくる可能性もあります。

働かない部下や厄介な上司からの無茶ぶりなどに対応する必要もあるでしょう。

波風を立てずに仕事をすることなど不可能で、常に他人からの評価・批評に耐えながらそれでも前進していかなければならない役割です。

 

あなたにとって昇進とは、大きなリスクが伴うものに見えています。

 

私の周りでも昇進する人は、そのようなリスクを負ってでも会社のために尽くしたいという情熱を持った方が多いように見えます。

会社の組織のために自分が汗を流すこと、そこにむしろ喜びを感じる方たちなのかもしれません。

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昇進したくない人の悩み

昇進したくないと考える方は増えていますが、純粋に昇進しない道を選べるかというとそうではありません。

次のような不安があって、昇進にチャレンジすべきかどうか悩んでいるのです。

 

期待を裏切りたくない

あなたが所属する会社の状況にもよりますが、会社としてはあなたを昇進させることによって、会社をより良くしようとしています。

あなたの上司はあなたを引き上げ、会社全体の利益を上げたいと考えているかもしれません。

あるいは上司自身があなたの昇進によるメリットを享受するかもしれませんね。

 

あなたの昇進はあなたの気持ちだけではなく、上司や会社の期待が複雑に絡み合っています

過剰な期待に頭を悩ませる方は多いようです。

お世話になった上司を裏切りたくないと考える人も多いのです。

 

一方でこれらの期待に応えようとする行為は非常に危険です。

他人からの重たい期待にお悩みの方は次の記事も参考にしてください。

他人の期待が重いと感じたらどうすればいい?期待をかける人の心理と対処法。
こんにちは、しましまです。 あなたは期待をかけられたことはありますか? 人間生きているだけで、たくさんの人に期待されています。 ・家族からの期待 ・お客様からの期待 ・上司からの期待 ...

 

みじめな会社人生が待っているのではないか

日本の会社は「アップ・オア・アウト」の考え方が根付いていたりします。

サラリーマンとしてキャリアを歩むなら、昇進するか・会社を辞めるかの2択を迫られるということです。

 

職務に応じた給与が与えられるのが本来の仕事なので、この考え方は適切ではないと私は考えています。

ですが、人間心理として昇進しないまま年齢だけを重ねていくと、窓際族になるのではないか、自分はこの会社にふさわしくないのではないかという不安が付きまといます。

 

みじめな会社人生を歩みたくないがゆえに昇進せざるを得ない、と考える方が非常に多いのです。

 

家族を養っていけるか

あなたに養う家族がいる場合、もらえる給与は多いに越したことはありません。

基本的に昇進することで年収は上がっていきます。

昇進せずに給料が上がらないままでは、家族を養っていけないのではないかと不安に思う方もいます。

 

この考え方にも注意が必要です。

ある意味家族を人質に取られたうえで、情熱を持たずに日々の仕事を消化していくようになります。

一度しかない人生の大半を占める仕事が、非常につまらないものに変わってしまいます。

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自分を偽ってでも昇進すべきなの?

本心では昇進したくない。でも昇進しないことの不安もある。

 

自分の心を偽ってでも昇進という道を進むべきなのでしょうか?

 

結論から言うと、私のアドバイスは「自分を偽るのであれば昇進しない方が良い」です。

 

自分を偽りながら生活することは心の苦痛を伴います。

精神的に追い詰められた友人を何度も見てきました。

無理をして心と体を壊して、人生が破綻しては本末転倒です。

 

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あなたが取りうる選択肢は?

とはいえ、正論を言っても仕方がありません。

あなたが選択すべき2つの方向性をそれぞれ考えてみましょう。

昇進を断る

昇進を断ることも一つの勇気です。

 

昇進しなくとも生きていく方法はいくらでもあります。

何か一つの技術を突き詰めてスペシャリストになる道もあります。

副業に力を入れて収入を安定させることもできます。

 

昇進という道に縛られることは無いのです。

たとえあなたの会社や上司から期待をされていたとしても、彼らにあなたの人生を変える権利はありません。

あなたの思った通りの人生を目指せばよいのです。

 

昇進にチャレンジする

昇進にチャレンジします。

一方で現時点であなたの心は昇進から離れているのも事実です。

 

昇進に挑む前に、あなたの考え方を根本的に変える必要があります。

少なくとも次のことを実践しましょう。

 

  1. 会社についてよく知る
  2. 会社の将来のこと・社員のことをよく考える
  3. 自分の中に会社に対する愛着があるか確認する

前述しましたが、昇進する方は会社のためにリスクを引き受けられる情熱を持った方が大半です。

なぜ彼らがそのような情熱を持っているかというと、会社を良く知り愛着を持っているからです。

 

心が空っぽのまま昇進しても会社に迷惑をかけるだけですし、あなた自身が罪悪感にさいなまれる可能性があります。(そもそも普通の会社であればそれも見透かされて昇進はできないでしょう)

 

昇進の道を選ぶのであれば、「私の会社はこんなに素晴らしい。私の会社をよりよくしたい」と自然と考えられるように自分を変えていく必要があります。

 

自分を偽るのではなく、自分を変えていく。

その先に、昇進しても不安も心配もない人生が待っているはずです。

 

 

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