どんどんと価値が上がり続けるビットコイン。
でも、そもそもビットコインが何なのか知らない。何が良いのか分からない。
そんな方にビットコインの基礎知識をお教えします。
こんにちは、しましまです。
皆さんはビットコインを持っていますか?
投資対象として、ビットコインの所有を考えている人が最近急増しています。
しかし、本当に手を出してしまってよいのでしょうか。
ここ一年で価値は数倍になり、ビットコイン長者が誕生しています。
しかし一方で、価値が乱高下してリスクが多すぎるなどとも言われています。
今日はそんなビットコインの情報を整理してみましょう。
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ビットコインとは?
ビットコインを一言で言うと仮想通貨です。
通貨といえば皆さんは円とかドルを連想すると思います。
ビットコインもその通貨の一つなのです。
…そう言われても、なかなか想像できませんよね。
まずは身近な通貨である円とドルについて考えてみましょう。
いきなりの質問ですが、あなたは円ではなくてドルを欲しいと思ったことはありますか?
おそらく一般人では、そうそうドルが欲しいと思う人はいないでしょう。
でも、海外旅行に行くときは円をドルに換えたいと思いますよね?
海外で生活をするためには、ドルが必要です。そうでないと現地での買い物もままなりませんからね。
これが海外進出をしようとしている会社ならなおさらです。
海外で工場を建てたり、従業員に給料を支払う時に大量のドルが必要になります。
そのようなときには、円よりもドルの方が欲しいわけですね。
ドルの方がほしいと考える人が多くなると、ドルの価値が上がるので円安ドル高になります。
逆に、ドルじゃなくて円の方がほしいとなれば、円高ドル安となります。
注目すべきは、通貨の価値が高くなる背景には、その通貨を使った経済活動が活発になっているということです。
ここで本題に戻ってみます。
同じ通貨であるビットコインの価値が上がるというのは、円やドルによりもビットコインを欲しがっている人が増えているということになります。
すると相対的にビットコインの価値があがり、先ほどの考え方が適用されます。
これがビットコインが通貨であるということなのです。
なぜみんなが欲しがるの?
ではなぜみんながそんなにビットコインを欲しがるのでしょうか。
ずばりそれは、今後の期待が大きいからです。
前の章で少しお話しましたが、価値が上がる通貨では経済活動が活発になります。
これはビットコインの世界でも例外ではありません。
例えば、買い物です。
まだ、日本ではビットコインで買い物ができる店は少ないですが、海外では当然のように支払いができます。
買い物をした時のポイントとしてビットコインが貯まるサービスもあったりします。
最近びっくりしたのは、ランサムウェアというデータを無理やり暗号化するコンピュータウイルスがあり、それの解除をする身代金としてビットコインを請求したりするそうです。
今まで一体何なのか分からなかったビットコインですが、このようにどんどんとやれることが増えています。
将来は円やドルのように普通のお金のように利用できるようになるのでしょうね。
円を管理している日銀もそれに危機感を持っていて、円の電子化を進めようとしています。
紙幣や硬貨の円よりも、身につける必要がない電子データのビットコインのほうが便利です。
皆がそう思ってビットコインを持つようになると円の価値が下がってしまうと考えているということになります。
みんなが持ちたいと思えば、その通貨の価値が上がる。
しかし、今のビットコインの価値が上がっている背景はそれだけではありません。
ビットコインの将来性を見込んだ富豪たちが資産運用のために大量に買い込んでいるのです。
ビットコインを買い物などのお金として使うのではなく、単なるお金儲けのために所有するという状況ですね。
これを投機といいいます。
もし、あなたの周りにビットコインは持っているが、買い物などの目的ではなく将来の値上がりを待つ人ばかりであれば、危険な状態だと思ってください。
バブルのように何かの拍子に一気に暴落するかもしれません。
現状は本来の価値よりも、期待が大幅に上回ってしまっている状態かもしれませんね。
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ビットコインの価値が下がるのはどんな時?
実際のところビットコインは新しい通貨のため、何が起こるか分かりません。
どのような要因で下がるかは、そのイベントが起きてみなければ分からないのです。
しかし、次のような予測は立てられます。
ビットコインの利用方法の限界が見えてきたとき
今は、ビットコインでやれることがどんどんふえています。
最近のニュースはこんなこともできるのかと驚かされることばかりです。
きっと円やドルでできることは全てできてしまうはずです。
最近はICO(イニシャルコインオファリング)などが有名になりましたね。
企業は資金調達のために、トークンと呼ばれる株のようなものを発行し、その代わりにビットコインをもらいます。
これは、円の世界での東京証券取引所での株式上場と同じことをやっているわけですね。
しかし、残念ながらその先端を走っていた中国が、規制を始めてしまいました。
ICOによって、さらに便利になったビットコインの将来性に投資していた人間は、期待外れと思ってビットコインを手放しました。
その時に価値も一気に下がってしまったのです。
利用方法の可能性はいずれ限界が見えてきます。
どこかで規制や、成長が見込めないと判断されたときの暴落はすさまじいものがあります。
ビットコインとしての利便性が今後も増えるかどうかに常に注目する必要があるのです。
ビットコインの信頼性が揺らいだとき
万が一ビットコインが何かしらのサイバー危機に陥った場合には、信用を一気に無くすことになります。
ビットコインは仮想、すなわち電子情報であるからこそ無くなれば跡形もありません。
紙として残る円やドルのほうが安全であると考える人もいるでしょう。
ビットコインの信頼性は、その技術的背景であるブロックチェーン技術が担っています。
技術的に詳しい解説はしませんが、分散して情報を保持することができるため、情報が消えたり、書き換えられたりといった心配をほとんどしなくてよいのです。
今の情報技術をもってしてもブロックチェーン技術の穴をつくことは難しいと言われています。
しかし、これはあくまで今の状態における技術的な話であり、今後もその信頼性が続くとは限りません。
また、技術的なことだけではなく、先日あったように政治的な分裂騒動があったりします。
新しい通貨だからこそ思いもよらないイベントが発生し、そのたびに信頼性を問われ価値が乱高下してしまいます。
ビットコインの維持限界が近づいたとき
最後にブロックチェーンの情報更新作業には、非常に多くの機械リソースが必要です。
その機械リソースを賄っているのが、、マイナーと呼ばれる人たちです。
機械リソースを提供する代わりに、その報酬としてビットコインを受け取っています。
しかし、その報酬も無限ではありません。
通貨の総量が増え続ける通貨は、インフレを起こしてしまいますので、将来報酬をストップさせる必要があります。
現に、公式に2100万枚がビットコインの上限であると公表されています。
将来マイナーにとってのうまみが消えてしまう可能性があるのではと思いますよね。
実はコンピュータの性能も同時に上がったり、効率的な計算方法が創造されるため、問題無いとも言われています。
また別な報酬を提供するルールができるのではとも言われています。
まとめ
最近はビットコインのニュースを聞かない日は無いくらいになってきました。
私も勝負師としての血が騒ぐのですが、まだその波に乗れていません。。。
まだビットコインというものを信用しきれていません。
皆さんには、周りの状況にとらわれず、自分の目で冷静に判断して所有するか検討してほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、しましまでした。
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